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2017年3月22日 (水)

豊富稚蚕共同飼育所

Photoこんにちは、まゆこです。

最近、取り壊された旧豊富公民館から発見されたアルバムが当館に届けられたのですが、そこに、いままで情報の少なかった「豊富稚蚕共同飼育所」の写真がいくつかありましたので、きょうはご覧いただきたいと思います。

022働く人の背後に蚕座から抜いた種紙がカゴに捨ててあるのが見えるので、まだ蚕は2齢になったばかり(ふ化して1週間くらいかな?)。

031蚕網をかけているところ。当館にもこれと同じ蚕網が収蔵されている。(稚蚕所で使っていたものだったのか?)

061刻んだ桑を自動的に蚕座にまんべんなくふりかける(給桑する)様子。蚕座がベルトコンベアーで動いているようです。

050 この写真はたぶん出荷のため、2齢眠の蚕をはりついている桑葉ごと、のり巻きのように蚕座紙でくるんで巻いて縛っているところではないかと思います。作業する人々の笑顔がいいですね。

 

004
豊富地区では昭和49年、山宮に稚蚕共同飼育所が開設されました。

この施設については、1月に発行した豊富の養蚕に関する冊子「とよとみのまゆ」にも書いたのですが、実はいつまでこの施設が稼働していたかについては、資料が集められずにいたのでちょっと曖昧な表現になっています。

これらの写真は昭和57年以降に撮影されたものです。

003
挫桑(桑を刻む)、給桑が流れ作業で行えるようになっている設備ラインが2つあったことがわかりますね。

   建物に、「昭和57年養蚕総合振興対策事業 稚蚕共同飼育所再編整備施設」とありますので、どうやら、昭和57年に同地で最新機械を導入して作りなおした(増設した?)設備を撮影したもののようです。

1994年(平成6年)5月12日・14日と撮影年月日が記されているものがありますので、少なくとも平成6年までは豊富で稚蚕共同飼育所が稼働していたことが判りました。

まだ豊富村内に50戸ほどの養蚕農家が存在していたころです。平成12年になると、豊富村の養蚕戸数は5戸に激減するので、たぶん平成10年になるころまでには、この施設は使われなくなったのではないでしょうか。 009

←巨大な蚕棚スペース。いったいどれくらいの収容能力があったのだろうか?

 まゆこは、設備の詳細や規模のわかる資料がどこかから発掘されるとよいのになぁといつも思っています。

まゆこ

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