水パイプ
富子だけんど、ぬくとくなったね。資料館のプランターの覆いをとって、直接空気にふれるようにしたよ。大麦も小麦も最近とみにがっしりしてきてこれっからが楽しみだね。
きょうは水パイプっちゅうもんを紹介するね。常設展の喫煙具のところに並んでただけんど、なんの説明もなく置かれていて、はて何ずらな、と思って調べてみたけんど、あんまり詳しいこんはよくわからなかったから、もし知ってる人がいたら教えてもれえてえね。
わかったこんは、水パイプっちゅうもんはトルコで発明されて、中国に伝わって、中国で発展しただって。確かにトルコに行ったときガラスでできた水パイプがたくさん並んでたねぇ。不思議の国のアリスにもなんだか変な青虫みたいなのが水パイプを吸ってた気がするよう。チャイナブラスっていうのは、真鍮でできているからそういう名前になったらしいよ。確かに真鍮でできてるね。
吸い口の所を外して水を入れるのと、雁首の所を外して水を入れるのと2種類あるさ。水を入れて雁首に火の付いた煙草を吸い口から吸うだって。ほうすると味がマイルドになるだってよ。水のフィルターを通して煙草を吸うこんになるからね。昔は煙草の種類もそんなにたくさんなかったし、今みたいにマイルドなやつはなかったからこれが良かったのかねぇ。ほんだけんど有害物質を濾過するかどうかは疑問だって。今だったらためしてガッテンとかで科学的に分析してくれるかもしれんけんどね。
写真を見てもらうとわかるけんど、吸い口の所から本体の中心の所まで紐か鎖でつながってたらしい(真ん中へんに紐の通る穴が見える)。今紐も鎖もついていんけんどね。作りの凝ってる方には本体に漢詩が彫ってあるさ。字としては読めるけんど、何の詩かよくわからんね。あと横の方には絵が描いてあるけんどこの絵がまた何が描いてあるか意味不明な絵だね。
煙管や煙草入れは資料館にはたくさんあるけんど水パイプはこの2つしかないっちゅうこんは一時的な流行だったっていうこんだね。
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