フォト
無料ブログはココログ

にほんブログ村

« ミニ企画展「縁側の茶器」(5) | トップページ | 4月から当館の管理運営者が変わります »

2017年2月21日 (火)

菰編み台と俵編み機

Tomiko

 富子だけんど、昨日は風がすごかったじゃんね。午後っから雨は降るし風は吹くし、その上青空は見えてるしで、変な天気だった。玄関の戸をちょっと開けたら、戸と一緒に吹っ飛ばされそうになるし、顔にゴミがビシッと当たってくるし。

 今、資料のキャプションを付け替えてるだけんど、今までちゃんと知らなかったこんがわかったから、今日はそのこんを書くね。

Dscn9537jpg2 藁で編んだ米俵

 菰編み台と俵編み機のこんだけんど、今までどっちも俵を編む道具って思ってたし、ぼこんとうにも(子どもたちにも)そう説明してきただよね。進化形の編み機と古い形の編み機があるくらいに思ってたら、ふたつのもんはえらく違うってこんに初めて気づいたさ。

Dscn9544jpg2 菰編み台は歴史が長い

Dscn9538jpg2 縄を挟むタイプの俵編み機

 上が菰編み台で下が俵編み機だよ。どっちも縄を前後に振り分けて俵の胴体を編む道具だから、大差ないじゃんと思うら? 2つの道具の大きい違いは「菰槌(こもつち)」があるかないかだね。菰編み台は石なんかを菰槌にして、編んだ縄をゆるまないように固定するだよね。私のちっくいころはどこのうちでも石のついた台で編んでた気がするよう。横に入れる材料を何にするかでいろいろなものになるらしいけんどね。藁を入れれば米俵になるし、スゲとかだと炭俵になるし、簾(すだれ)を編むこともできるって。こういう編み方をもじり編みっていうらしいよ。

Dscn9542jpg2 縄の先端に注目

 ところが俵編み機は俵専用の装置で、俵の胴は2枚の板の間につぎつぎできていくだよね。一番の違いは錘(おもり)の石がないことだから、縄の先端は扱いやすく適当に縛ってあるね。じゃあ錘の代わりは何かっちゅうと、金具の部分で縄を挟んで、動かないようにできるっていうこんさ。

Dscn9540jpg2 金具とビー玉で縄を挟む

 縄を金具とビー玉みたいので挟んであるのがわかるけ?このビー玉も最初は冗談で入ってると思ってたら大違いだね。これでバネを留めてるだよ。試しにビー玉を押してみたら、金具の中に引っ込んで、手を離すとまた戻ってきたさ。ほんだからバネの力で縄を留めてるっていうこんだね。

 こういう俵編み機が普及するのは昭和40年頃からだっていうから、そう長く使われたもんでもないよね。米の保存袋はすぐに紙になるからね。俵には俵のすごさもあるだけんどね。

« ミニ企画展「縁側の茶器」(5) | トップページ | 4月から当館の管理運営者が変わります »

豊富の富子」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1875313/69678576

この記事へのトラックバック一覧です: 菰編み台と俵編み機:

« ミニ企画展「縁側の茶器」(5) | トップページ | 4月から当館の管理運営者が変わります »