繭雛5段飾りを作ってみた
富子だけんど、春一番が吹いたってねぇ。春がすぐそこまできてるだね。うちの畑は冬のまんま成長が止まってる感じだけんど、植物の体の中では何か変化が起こってるかもしれんね。
せんころお雛さんを見に来たお客さんが、工作で作る繭雛の見本を見て、「かわいいじゃん。繭で作ったお雛さんて、かわいいねぇ。」って言ってるのを聞いて、「繭で5段飾りのお雛様を作ってみたらどうずら。」って思ったわけ。お内裏様だけじゃなくて、三人官女や五人囃子も作ったらすごいじゃんと、さっそく繭を切って、さなぎを出して作り始めたけんど、時間がかかりそうだから家でやるこんにしたさ。
三人官女たちに着物を着せてたら、うちの2歳の孫が「かわいい、かわいい」ってほめるだよね。「くれ、くれ。」って言うけんど、やっちもうわけにいかず、なだめながら顔と着物は仕上げて、次の日資料館に来てから道具を作ってくっつけたさ。
大臣の持ってる弓と矢は竹ひごを細く削って、糸を張ったり、矢羽根を付けたり、細かくて大変だったね。五人囃子の鼓もちゃんと作ったよ。立体にしたもんと平面にしたもんがあるけんど、平面は手抜きだね。
左近の桜と右近の橘も葉っぱや花は切った残りの繭を使ってつくったさ。雪洞も切った残りの繭だよ。何を使ってどう作るか考えると楽しいよね。
ひな壇はチョコレートの箱で作って、赤い紙を貼ったさ。5段に15人のお雛さんを並べるとなかなかいいね。近くで見るとけっこう迫力もあるよ。
2月25日・26日のひな祭りでは、お内裏さんだけを作るけんど、よかったら5段飾りの繭雛も見ておくんなって。お雛さんの工作をしてくれる人には、お雛さんにあげる「ひなあられ」が当たる福引きも用意して待ってるからね。
« 御殿飾り雛コレクションin とよとみ | トップページ | ミニ企画展「縁側の茶器」(5) »
「豊富の富子」カテゴリの記事
- 大麦で麦茶を作った(2017.03.28)
- 麦と菜の花の春(2017.03.23)
- 日本で初めての音楽教科書(2017.03.19)
- 和宮下向当分助郷身分証明木札(2017.03.16)
- 本年度の学校見学は終了(2017.03.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント