ひな人形展がはじまった
江戸から昭和時代に製作された250躰以上の雛たちが皆さんをお待ちしています。
もちろん、甲府の雛問屋が作った雛たちも、ちょっと古びているけれど堂々と立って、例年通り皆様をお迎えしています。このなかでも、上から2段目が童子の顔に身振り手振りがかわいらしい「横沢雛」です。その他、1段目は内裏雛、3段目は翁と媼の人形(高砂)と埼玉県岩槻発祥だけれども甲府の雛問屋が作った裃雛、4段目が神功皇后と玉津島明神がモチーフの雛、5段目が市井の人々を表現した雛たちを、今回は分類して展示してみました。
さらに、男雛と女雛の並び方にも、時代によって変遷がありますので、そこのところも当館ではこだわった展示をしています。 気になる方は、どうぞ解説パネルを読んでみてください。 ←明治・大正期の内裏雛
それから、当館には、添え雛とか添え人形といわれる内裏雛の周りに飾られたユーモラスな雛たちもたくさん居まして、それぞれに個性があり面白いのですよ。甲府の雛問屋で製作された添え雛たちの表情を見ていると、飽きることがありません。
まゆこ的に勝手なストーリーを考えて配置しています。
←これは、かっこいい若君を町で見かけた娘たちがキャッキャッ言っておしゃべりしてる感じのシチュエーションにしてみました。
他にもいろいろな個性の添え雛があるので、みなさんも「この人形とこの人形をこういうふうに配置して、こんな場面にしたら?」と思いついたらまゆこに知らせてくださいな。
これから4月まで、当館でいっしょにお人形まつりを楽しみましょうぞ♪
でも、今日はお外が寒すぎて、誰もまだ観に来てくれてないのだけれど・・・ね。
山梨県中央市のはじっこにある当館ですが、周辺で雪は降っていませんし、路面は良好です。
館内を暖かくしてお待ちしていますから、どうぞ観に来てください!
隣の温泉施設ふれんどりぃにもついでに寄って、体を温めて帰るのもよいですよ!
まゆこ
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