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2016年12月13日 (火)

ミニ企画展「麦を食べる」(7)

 「麦を食べる」のミニ企画展をして、見に来てくださった方とさまざまなお話をし、情報をいただきました。今までのブログにも少し載せましたが、今日はまとめて載せてみたいと思います。

Img_2135jpg2 ハーベスタによる脱穀

 まずは、市川三郷町大塚地区で麦作りをしている方のお話です。東京での会社勤めを定年で辞めてから農業を始めてそうですが、黒米・赤米・緑米などの古代米を作るとともに、麦栽培もしているそうです。

Dscn9180jpg2 大麦にはお世話になってます

 大麦・小麦ともに作っているそうですが、そのほかにスペルト小麦というものも作っています。スペルト小麦はディンケル小麦とも呼ばれる古代麦です。9000年も前から栽培されている品種改良を受けていない小麦で、厚い皮殻が汚染物質から麦を守ります。また古代穀物なので化学肥料等も必要としません。小麦アレルギーの心配がない小麦ということで最近注目され始めている麦です。エゴマも品種改良されていない作物で、育てやすい上に、花粉症やアトピーなどのアレルギーへの危険性を減らせるということで注目されていますが、これからは古代作物の時代なのではないかなと思いました。

Dscn9179jpg2 麩は小麦のグルテンで作る

 この方は自家用に米や麦を栽培しているのですが、肥料用に育てたライ麦をパン屋さんに分けてあげたこともあるそうです。機械は米作りと兼用で、大麦の精麦も精米器を使って行うそうです。売っているもののようにきれいにはならないけど、食べるには十分だそうですので、やってみる価値はありそうです。

Dscn9182jpg2 売ってるところを聞かれる麦ポン

 もう一人の方は甲府のパン屋さんです。最近小麦粉のグルテンが体に与える影響が取りざたされていますが、実はパンをグルテンの多い強力小麦粉で作る必要はなく、国産の地粉で充分作れるのだそうです。日本では柔らかいパンほど良いパンだという思い込みがあるけれど、外国では、かむことによってあごを丈夫にし、唾液もたくさんでる硬いパンが食べられているそうです。確かにフランスパンやドイツパンは硬いですよね。わたしの友人も自分で育てた小麦でパンを作っていますから、地粉でいいんですよね。あとで調べたらそのパン屋さんは、自分たちでライ麦を作って使っていました。

Dscn9176jpg2 明治20年の農業日誌

 麦のことに今取り組んでいる人が見に来てくれて本当にうれしいことでした。中央市のあたりは、水田の裏作や、畑作で麦をたくさん作っていた地域です。また、「はくばく」のカントリエレベターもある麦に縁の深い土地です。たまたま展示を見てくださった市長さんからは、休耕地をまとめて麦を作ることができないか考えているというお話を聞きました。そうなればわたしたちは国産の小麦をもっと食べることができるようになるかもしれません。

Dscn8864jpg2 「はくばく」の麦貯蔵庫

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