美人土偶トミーちゃん登場
先日地元の方が、玄関に来てニューっと拳を出しました。
見ると、その手の中に、土偶の頭部が握られているではありませんか。
受け取ってよく見ると、かわいいかをした土偶ちゃんです。
右目の周りを、耕作の鍬などで削られていますが、
アーモンドアイは横に描かれ、頭部から両耳側面には
パーマをかけたような粘土の隆起文が貼り付けられています。
頭の後は、神の毛を渦巻き状に巻きつけており、
縄文時代中ごろの最新ヘアスタイルです。
渦巻きは蛇だという人もいますが。
見されたのは、旧豊富村の東原遺跡で、今から数十年前に
耕作中に発見したそうです。大した傷ではなかったのでよかったですね。
見れば見るほど美人ですね。これなら土偶コンテストにでられそうです。
首の下には、小さい穴が開いています。
これは細い棒で胴体とつないだ跡ですね。
さて、名前を何とつけましょうか?
私はひそかに「トミーちゃん」と呼んでいるのですが、
もう少しおしゃれな名前が無いでしょうか?
そうそう、ボディサイズも公開しなければと思いますが、
もう少し待ってください。
« ミニ企画展「麦を食べる」(6) | トップページ | ミニ企画展「麦を食べる」(7) »
「資料館ニュース」カテゴリの記事
- 勤務最後の日(2017.03.31)
- 節分行事の準備(2017.01.14)
- 縄文土偶「トミーちゃん」3サイズ発表(2016.12.15)
- 美人土偶トミーちゃん登場(2016.12.11)
- 田富北小学校5年生の脱穀体験(2016.11.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント