繭の計粒器がかわいくない?
中央市の小中学校はきょうが年内最終登校日、明日から冬休みに入ります。
モ~、どこもかしこも、世の中、クリスマスで頭がいっぱい!
でも、当郷土資料館では、クリスマスイベントはしないっ!
お正月準備を万端にして、年明けからの怒涛のイベントラッシュと小正月に関わる地域の民俗行事の取材と記録、再現に備えております。 計粒器に繭を投入していたら、何となくツリーの形にしてしまい、さらに、机の上にあった毛糸を巻いてみたら・・・、 「あら、かわいい!」 この計粒器は平成13年3月に山梨県繭検定所を取り壊す前に、寄贈いただいたものです。 繭を使う工作イベントの準備をしなくてはいけないので、便利そうだから収蔵庫からひっぱりだして使ってみたんです。 中央市に養蚕農家がなくなり、どんどん「シルクの里」の記憶が市民の意識から消えゆく中、養蚕をテーマにした企画展も、普通にやったんじゃダメ、今のままではダメで、魅せる展示の仕方を考えていかないと! お蚕さんになじみのない人々にも観に来てもらえるよう、蚕糸の道具の持つ実用の美にプラスαの展示技術を身に着けなければと思っている最近のまゆこです。 世のクリスマスムードに感化され、 夏にお邪魔した,群馬県の高崎市歴史民俗資料館学芸員で, 空間使いの魔術師である大工原さんの展示テクニックに感動したことを思い出し、来年の抱負が明確になりました♪ まゆこしかし、きょう、まゆこは、繭の計粒器(簡単に繭100粒を計粒できる道具)の資料写真を撮影しようとして、ついつい魔がさした。
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