88歳のJR身延線東花輪駅とはくばくの穀物タンク
豊富の王塚古墳の上からは、中央市街地を一望できます。
笛吹川で隔てられた玉穂地区と豊富地区を結ぶ豊積橋もかっこいいですが、なんといってもはくばくの穀物タンクが目を引きます。
この穀物タンクは東花輪駅周辺にありますが、かつては、ジャパンエナジーの燃料タンク群や住友大阪セメントの設備とともに林立していました。
また、それらのタンクへとつづく専用線が存在し、貨物列車が夜中も多く行き交うにぎやかな駅でした。
ホームに立つと、かつて使用されていた専用線の痕跡を見ることができます。
←電車の左にはくばくの穀物タンクと引き込み線、右側の反対ホームの向こうに住友大阪セメントの引き込み線がわずかに見える。右側奥に住宅の建っているあたり一帯にはジャパンエナジーのタンク群があった。
東花輪駅では、平成13年に貨物の取り扱いが廃止になって以降、「ジャパンエナジーの大きな石油タンク」はもう取り壊されてしまいましたが、「はくばくの穀物タンク」は現在も往時をしのばせるようにそびえ立ち中央市のランドマークとなっています。住友大阪セメントの設備も健在です。
←今年の3月に88歳を迎えた東花輪駅舍
←この穀物タンクはもう使われていないのですが、中央市のどこからでも見つけることができるし、市民の心に残していきたい大事な景観だと思います。平成28年11月スーパームーンの夜に。 まゆこ
←豊積橋の鉄骨も結構かっこいいでしょ。
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