田富北小学校5年生の脱穀体験
昨日11月29日は、市教育委員会の職員と郷土資料館合同で、田富北小に出かけて、昔の道具を使った脱穀体験を行いました。
脱穀する稲は、子供たちが隣の甲府市水源用地の一角に造った水田で育てた稲です。稲束は積み上げると軽トラック1台分ほどになりますが、脱穀してどのくらいの量になるでしょうか?
最初の挨拶を済ませ、すくに4班に分かれて、籾を箸で落とす班と、千歯コキを使う班、回転脱穀機の班に分かれて一斉に脱穀を始めました。各班は順番にさまざまな道具で脱穀を体験します。昔の道具を使っての体験は相当苦労していました。
千歯コキでは、たくさんの稲をはさんで、なかなか引き抜けいない子がいたり、回転脱穀機では、逆回転したり、稲穂を回転で持っていかれたりと悪戦苦闘です。
脱穀が一通り終了すると、今度はごみの除去を手回し扇風機と唐箕(千石)を使って行いました。
ごみが唐箕の口から勢いよく飛び出しますが、一定の風力が得られないことから、手前の箱にもごみが落ちて来てしまします。それでもあらかたのごみをとって終了となりました。
収穫したお米は籾の状態で20キロほどです。精米すると15キロほどに減ってしまうでしょうね。
皆でおいしいおにぎりが食べられるといいね。
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