エゴマの脱穀をした
富子だけんど、寒くなったねぇ。資料館でも暖房を少しっつ入れ始めたよ。公園は紅葉が盛りだね。
エゴマを収穫して脱穀したから見とくんなって。
エゴマの収穫の目安は葉っぱが落っこち始めたらだって。それまではせっせと栄養を実に蓄えるから、なるべくぎりぎりまで取らんほうがいいだってさ。ほんだけんど遅くなっちもうと今度は実がパラパラ落っこちちもうから、そこが難しいとこだね。
実の中はどうなってるずらかって、剥いてみたさ。ほうしたらあのちっくいガクのような中に3粒とか4粒の実が入ってるさ。なんちゅうちっくいだか。写真もちっくすぎてうまく撮れなんださ。
葉っぱをくっつけて刈ると後が面倒そうだから、手間はかかるけんど、穂だけ切って乾かしたさ。ほうしたら、乾かしてるうちに実がポロポロ落ちてきて、ブルーシートの上にこぼれてきたさ。いいじゃんね。自分で脱穀してくれたよ。
元々エゴマは手間がかからん植物だよね。独特のにおいがあるから、シカやイノシシやサルがよってこんし、野育ちの強さがあるから化学肥料に頼らん栽培ができるし、土も選ばんし、やせてる土地でも半日陰でもいいだって。ホントにえらい作物だよね。
このごろよくスーパーでもエゴマの実も油も見かけるようになったけんど、今まであんまり知られてなかったから「シソ油」っていう名前で売られたりしただよね。こんなすごい植物だっちゅうにかわいそんなこんだよ。
外国から遺伝子組み換えの菜種を買うよりエゴマをみんなで作りたいよね。上の写真はどプランターで穫れたエゴマの実だよ。畑の方が実はでっかくなったね。プランターは葉っぱが立派だったから、葉っぱを食うにゃあいいかもしれんね。さてこれで「荏のぼた餅」でも作ってみるかな。
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