コンニャクを掘ったよ
富子だけんど、今日はいい天気だね。3日の中央市ふるさと祭りもいい天気で良かったよう。その日はヴァンフォーレも残留が決まってめでたい日だったね。ちょうど資料館には新潟の人が来てくれていて、名古屋出身の職員もいたりで、3つとも残留争いのチームだっただよね。甲府と新潟が残って名古屋は落ちちゃったけんさ。1位を争うくれえになりてえもんじゃんね。
せんころコンニャクを掘ったさ。いよいよ葉っぱが黄色くなってきたからね。
プランターのコンニャク
コンニャクを農作物として栽培して常食してるのは日本くれえのもんだってよ。この頃外国でもパスタの代用品として人気があるらしいけんね。要するにダイエット食品だね。あんまり食い過ぎると具合が悪くなるから気をつけた方がいいよ。米粒のかっこうをしていて米に混ぜてたくっていう手もあるらしいね。
掘るというより抜く?
日本にゃあ仏教と一緒に6世紀の半ば頃、薬っちゅうこんで伝わってきたっていう話があるけんど、よくは分からんらしいね。「砂払い」っていって、整腸剤だって。庶民が食うようになったのは江戸時代で、水戸藩の専売品だっただって。
まわりの土をとった
粉にしてとっとけるようになってから、1年中食えるようになっただって。コンニャク糊っていうもんもあっただってよ。今もお茶を作るときに使ったり、建築用の塗料に使ったりしてるらしいさ。小千谷縮の糸の加工にも必要だったし、紙衣(かみこ)っていう紙で作った着物にはコンニャク糊を塗って、強くしたり防水したりしただって。コンニャクもなかなかやるもんじゃんね。
洗うと芋がよく見える
芋のところを洗ってみたら、にょきにょき子芋がくっついてるさ。これは生子(きご)っていって、来年の春これを植えるっちゅうと秋に1年玉になって、それをまた次の春植えると秋に2年玉になって、それをまた次の春植えると秋に3年玉になって、ようやっとコンニャクを作るにちょうどいいでかさになるさね。気の長い話ずら?昔は畑の「くろ」(まわりのすみっこ)に植えてたから、長くかかっても気に病むことはなかったずらね。
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