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2016年10月14日 (金)

第3回企画展「王塚と甲斐の五世紀」が始まっています

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10月1日(土)より「王塚と甲斐の五世紀」展が開催されています。さっそく見学に来られた方々もいました。10月1日に行われた、山梨県考古学協会の地域大会「大塚古墳から探る市川三郷町の古墳時代」では、資料集の裏表紙に宣伝を載せていただいた関係で、当館の展示企画に関心をお持ちいただいた方もたくさんいたようです。

2日の日には、東京国立博物館の職員で古墳の専門家のF氏がおいでになり、いろいろなご意見もいただきました。
特に、王塚の墳頂にある昭和5年建立の碑は、時の帝室博物館が王塚の出土品を買い上げたお金で建てられた可能性があるそうです。全国各地で同じ様な碑が建てられているそうです。王塚は当時の豊富村役場が関係していたために、記念碑を建立したのでしょう。なお、甲斐銚子塚古墳は昭和3年に発掘され、出土品が王塚と同じように帝室博物館に収められたのに、碑が残されていないのはなぜでしょうか?よそのことは今更ですね。Pa144008

さて、今回の展示は、題名の通り「豊富の王塚」が中心です。王塚は昭和3年の冬から4年の春にかけて、地域の人々により3日間ほど発掘され、たくさんの鉄製品(甲冑・刀・剣・鉄鏃・馬具など)が発見されました。不思議なことに、装身具や鏡などはほとんど発見されず、しかも別ルートで「冑」2個が帝室博物館に収められています。

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今回は出土品を東京国立博物館からお借りすることはできませんでしたが、県立考古博物館のご厚意で、衝角付冑レプリカ1点と人物埴輪・馬型埴輪の模型をお借りしました。それは、王塚から馬型埴輪の頭が出たという記録があり、また、出土地不明ながら、かつて豊富村内から人物埴輪の腕が発見されているからです。

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また、隣の三珠大塚出土の挂甲小札(ヨロイの小さい鉄板)62枚と埴輪破片や、か県内の5世紀の古墳の情報を展示し、豊富村出土の5世紀の須恵器や土師器も展示しています。

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是非ご覧ください。

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