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2016年7月19日 (火)

手作り乾繭装置始動!

Photoこんにちは、まゆこです。

Dsc_0198
←h28年6月29日に繭かきして毛羽取りした春蚕(春嶺×鐘月)

実は、今年から、新たに手作りした乾繭装置が始動しています。

昨年まで、収穫した繭はいったん冷凍した後、平かごに広げて天日で干して乾かしていたのですが、日数がかかるのと、場所をとるのが悩みの種でした。

 とくに今年の飼育は5月から10月までエンドレス状態で行う予定もあり、乾繭作業を強化する必要がありました。

そこで、まゆこの「こんなの欲しい!」という、かなりアバウトなお願いを聞いてくれた館長が、市販の布団乾燥機と段ボール、金網をつかって、いままでより短時間に多くの繭を乾かすことのできる装置をつくってくれたのです。

Dsc_0146 うちの館長ってほんとにエライっ!!すごいでしょ!

まずは箱の大きさに合わせて金網を切って、折り曲げて、縁の始末を丁寧に行う館長。

もうすでに、6月の終わりに収繭した春嶺鐘月約500粒はこの装置で一気に乾繭したので、性能は実証済みです。

Dsc_0151

←箱の側面に乾燥機の風を送り込むためのパイプを差し込む穴を開けます。

次は黒縞と虎蚕の繭の乾燥に使用します。

そして、なんと、7月26日には初秋蚕の飼育がはじまり、錦秋鐘和の2齢眠が500頭くらい?やってくるので、これからこの当館特製乾繭装置はフル活用される予定なのです。

Dsc_0152

繭をのせる金網を装着!

いままでは、天日干しによる紫外線などの影響のため、黄色繭の脱色や糸の劣化が起こっていましたが、これで改善できます!

 館長が館長らしくなくいろいろと細々したことを器用に手作りしてくれるおかげで、どんどん当館の養蚕環境が良くなってきています。

また、蚕種や道具の調達、飼育技術に関して、困ったときにお教えくださる県内外の蚕糸関係施設や団体、研究者の方々にご協力いただく機会も増えました。

Dsc_0153一歩ずつですが、山梨の養蚕文化・技術を伝える拠点として、さらに環境を整えていきたいと思います。

布団乾燥機のセット完了!

 当館のように、お金のない施設にぴったりの、身近なもので作れる手ごろな乾繭装置!1回で蚕種1蛾分の500粒程の乾燥ができました。

Dsc_0250

 

←いよいよ乾繭開始。

念のため、収繭の後冷凍して殺蛹してからの乾燥です。

約500粒の春嶺鐘月の乾繭は2時間タイマーで5回行ったので、計10時間ほどかけました。

でもたぶん、7時間ほどで蛹の水分も抜けてしまっているようでした。重さ2グラムほどの繭が、1グラム位になれば、中のさなぎまで乾燥できているそうですよ。

Dsc_0345春嶺鐘月乾繭終了後の保存状況。 現在は、通風のよい所に網袋にいれて下げてあります。

ここ数年の懸案であった乾繭問題を解消して大満足のまゆこです。

館長に感謝♡

まゆこ

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