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2016年6月21日 (火)

ひきひろい

Photoこんばんは、まゆこです。

Dsc_3633617日から21日にかけて、展示飼育中の春嶺鐘月と黄白がつぎつぎと熟蚕になり、上蔟作業を行っています。

昔は、この作業のことを山梨では「ひきひろい」といいました。

2861717時 館長の手に集められた春嶺鐘月の「ひきた蚕さん(熟蚕)」

 

Dsc_3626 H2861717時 資料館では夜中の作業は無理なので、苦肉の策として、桑を敷いた平かごの上に回転蔟を置き、その間と周りにまだ食べている蚕をのせて帰りました。

 桑葉から蒸散する湿気が繭の品質に及ぼす影響が少々気になりますが、食べるのに満足した蚕たちが自分たちで蔟にのぼってくれるでしょうから、この方法しか思いつきませんでした。

Dsc_010028621日 無事に立派な繭をつくった「春嶺鐘月」。よかった!
 よって、収繭(繭掻き・毛羽取り)は6月29日(水)となりました。

 

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さて、こちらは昭和30年の豊富養蚕農協のアルバムにあった「ひきひろい」の写真。

ひきた蚕を盆に集め、背後にある回転蔟にのせます。

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 ひきた蚕は、はやく蔟にのせないと、品質の良い繭にはならないため、手伝いの人も頼んで大忙しだったようですよ。

Dsc_007328620日「黄白」の数頭がひきはじめました。メスが黄色、オスが白の繭を作る品種です。

Dsc_0095
 H28621日「黄白」 オスが先に繭を作りはじめるので、まだ白い繭しかつくられていません。黄色いメスの繭がみられるのは明日ですね♪

蚕たちが頭を八の字に振りながら一心不乱に糸を吐き続ける姿を見ると、毎回感動してしまいます。

繭の完成が近づくにつれて、その姿は見えなくなるのですが、緑の桑の葉しかあげていないのに、おかいこさんの体の中を通ると、どうしてこんなに真っ白できれいな糸になるんでしょうね。神秘的ですね。

 

「さようならぁ~、ありがとう。」もうあのむちむちの、モリモリ桑葉を食べていたおかいこさんが糸で見えなくなってくると、いつもちょっとさみしい気持ちになるまゆこです。

 本日、平成28621日(火)飼育展示中の蚕の生育状況は、「春嶺鐘月」は繭、「黄白」は営繭中、「黒縞」はふ化4日目、「虎蚕」はふ化2日目となっております。

 次回は、卵からふ化したばかりの3ミリ程度のちっちゃな「黒縞」と「虎蚕」の生育状況を中心にレポートする予定です。

全国の蚕ホリックの皆様、お楽しみにね!

 

まゆこ

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