豊富最新モードは浅利の「つるや」で!
山梨県中央市豊富地区にある浅利諏訪神社参道入口脇に店を構える「つるや」さん。
シルクの里豊富村で最初の洋品店として、戦後間もなく開店したそうです。
仕事着からお洒落着まで全身コーディネートできる、豊富な品揃えです。
地元中学校の制服などもここで購入できます。
店先には季節ごとに、店主一押しコーディネートがディスプレイされ、通りを行き交う人々の興味を引きます♪
←店主はこの方、お生まれは横浜鶴見区だそうですが、戦争による空襲でお父様から受け継いだ洋品店を失ってしまったので、戦後になり、お父様の実家のあった豊富村で「つるや」を開業したそうです。
とても働き者でチャーミングな『つるや』のおじいちゃんは、お話上手で楽しい人です。
たまに、会話のキャッチボールがうまくいってないかも?!と思う時もあるけれど、毎回、「あ~楽しかった」というお話ができます。
まゆこが「つるやさんは毎日休まず開店してくれているので助かります」というと、
「うちは近所で葬式がでた時しか休みませんよ!」とおじいちゃん。
また、洋品店なのに、養蚕が盛んなころは、近所で頼まれて「ひきひろい」という養蚕作業を手伝ったそうです。
現在では、昼間、近所のお母さま方がお茶を飲みながら、この店奥の茶の間スペースで楽しく集っていらっしゃる様子をよく見かけます。
おじいちゃんも言っていましたが、『つるや』は近所のお年寄りの憩いの場としての機能もはたしているんですって。
まゆこ「へ~、浅利地区の昔の話を聞くには、これからここに来ればいいんですね!」
つるやさん「そうさぁ~、こんど話を聞きにいらっしゃい」とうれしいお言葉をいただきました。
←ここに写っているのは、店内にある婦人服部門のほんの一部です。その他にも男性用衣料、作業着、学生服や学用品、かいまき等の寝具に至るまで豊富な品ぞろえで店内はいっぱいです。
まゆこは、個人的に、養蚕作業着として必須の「もんぺ」の品揃えが豊富なのもお気に入りなんです。
また、お直しなども奥にあるミシンでササッとしてくれるので、仕事の行き帰りに品物が受け取れてとても便利に利用させてもらっています。
「シルクの里豊富の最新モードは『つるや』で決まり!」なのです♪
まゆこ
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