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2016年4月28日 (木)

稚蚕飼育用の土室が見つかりました

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先日のことです。今年利用したい桑畑の様子を見に出かけた時のことです。中央市大鳥居の山宮地区を通りかかると、ツタに覆われた土壁の不思議な建物に気づきました。この道は昨年も何度も通り、古い家だ、くらいにしか思っていませんでした。
しかし、その日は、屋根の上に突き出た3か所の小さな屋根に目が留まりました。下から煙突のようなものが出ているのが見えます。そこで帰りに調べることにして桑畑を調査後、再び立ち寄りました。

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建物は長く使用された様子はなく、低いトタン屋根の作業スペースを通りぬけて、建物に入ると、間口1間の観音開きの扉が3か所並び、そのうち2箇所に温室時計が付けられています。

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扉を恐る恐る開けると、蚕棚が造られ、掘り込まれた床下には囲炉裏やブリキの火鉢が置かれています。建物の床下から2本、外に向けて1本の土管が設置されています。
これは養蚕の施設で、幼い蚕を飼育するための稚蚕飼育施設だと思いました。類似の施設を浅利地域の米山家や、富士河口湖町根場のいやしの里の養蚕飼育施設でも見たことがあったからです。

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もしかしたら、大発見?しかも個人の家の施設とすれば全国的にも貴重な遺産です。さっそく、所有者を確認して、調査の許可を得ました。
詳細な報告は、まゆこさんから出てくると思います。今年の企画展をご期待ください。6月後半から9月にかけての企画展「シルクの里豊富と最後の養蚕家」で、報告します。
ついでに、建物の前の道路のマンホールの蓋です。

P4272496 桑と蚕・繭の文様は、なかなか優れもの

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