H28山ノ神社春の例大祭(豊蚕・安産祈願)に参る
こんにちは、まゆこです。
平成28年4月17日(日)午前8時に資料館に集合した中央市歴史文化ボランティアの会の皆さんとまゆこは、あいにくの風雨でしたが、千本桜の参道を登り、無事にお山の神さんに参ることができました。
それでは、今年の山ノ神春の例大祭参拝祈願の様子をご覧ください。
二丁目と三丁目の間にある鳥居大注連縄前で一礼し、登山口からいきなりの急登にへこたれそうな気持ちをたてなおす私たち。ちなみに頂上にあるお山の神様は二十丁目にいらっしゃる。 9時15分くらいに山ノ神社に到着しました。ボランティアの会の方ではないけれど、たまたま左端に写っていらっしゃる方は84歳!なんと56年間、東京から、一度も欠かさず4月17日はこの春の例大祭にいらしているのだそうです。一緒に登っていらしたご家族の方が教えてくださいました。 10時から始まった今年の例大祭は雨風をしのぐためのブルーシート屋根の下で行われました。 祭壇には、資料館で昨年育てた春蚕の繭と4月22日~24日に行う安産まつりでお配りする安産守りも並べていただきました。 今年の山ノ神春の例大祭は、強い風と雨に打たれての参拝となりましたが、無事に資料館の養蚕と浅利与一公安産まつりに先立つ祈願を終えることができました。
祭礼後のお楽しみ、お籠り堂前で特製豚汁をいただきます。今年の当番である大鳥居中村地区のお母さま方、ごちそうさまでした!
そして、私たち以外にも、雨にもかかわらず老若男女、たくさんの方々が頂上の神社を目指して息を切らしながら一生懸命登る姿に、この地の山ノ神に対する人々の信仰の深さを実感しました。
大雨の中でも家族連れが多くいらしたことには驚きます。
そして来年もまた、平日でもなんであろうとも、4月17日には山ノ神に登って祈願する多くの参拝者でこの山道は賑わうことでしょう。
この地区出身の人々が、年に一度、幼い時から4月17日に決まって行う、自然との語らいのひとときのようにも思えます。
まゆこはあと何年ぐらいこのお山の神さんに登ることができるでしょうか?
三十年位は大丈夫かなぁ?
帰り道、雨露に負けずところどころで美しく咲くヒトリシズカを見ながら、来年の4月17日はどんな風景だろうと、想いはせたのでした。
まゆこ
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