山之神社(お山の神さん)へ繭奉納登山しませんか?
中央市大鳥居にある山之神社(お山の神さん)では、毎年4月17日に春の例大祭が行われます。
←奉納する昨年の春蚕の繭は、かつての流儀に倣って絹糸で結束しました。 その絹糸も豊富郷土資料館産の繭から「ずりだし」という方法でつくっったものです。
← 130名ほどが参列した昨年(2015年)の例大祭の様子。
この祭礼において、昨年より豊富郷土資料館では、かつて行われていた養蚕の盛んな地域ならではの行事を再現しようと、今年度飼育する蚕の繭豊作祈願に参っております。
←奉納された繭の様子。
ことしも中央市歴史文化ボランティアの皆さん他有志で、昨年育てた春蚕の繭を持って1時間ほどの登山をし、山之神社に奉納しにいきます。
また、同時に、浅利与一公安産まつりに先立つ安産祈願と妊婦さんに差し上げる安産守りのお祓いをしていただこうと考えています。
←山之神社に出発する準備万端の安産守り。 昨年当館で育てた繭を使ったお守りです。
4月17日(日)朝8時に資料館前に集合し、奉納する繭100粒と祈願してもらう安産守り50個などを、協力してくださる皆さんのリュックに分けて入れてもらい、車に分乗して駐車場まで移動する予定です。
その後は徒歩で山ノ神登山口に向かい、お山の神さんへと通じる急な山道を皆で登ります。
昨年の経験から考えますと、当日は、午前十時からの例大祭を目指す多くの参拝者で、つづら折りの坂道は数珠つなぎ状態です。
昨年の例大祭の様子は、当ブログ2015年4月18日(土)まゆこのつぶやきカテゴリーに記載の「山之神社春の祭典(養蚕豊作と安産祈願・今福講)」の記事をご覧くださいね。
今年も例大祭に参加する多くの方々にお会いして、資料館で行っている、養蚕や浅利与一公にまつわる文化継承の取り組みについてのお話ができたらうれしいです。皆さん、まゆこたちを見かけたら、気軽に声をかけてくださいね。
5月下旬からの蚕の飼育がうまくできますように、昨年の豊蚕のお礼を忘れずしっかりした後で、これからのおかいこさんのこともしっかり神様にお願いして来ようと思います。
どうぞよろしかったら、皆様も一緒に願ってやってください。4月17日(日)朝8時に資料館前に来て、繭とお守りを運ぶのを手伝ってくださるという方がいらっしゃれば、さらに大歓迎です!
まゆこ
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