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2016年4月30日 (土)

春のこどもまつり 大盛会です

30日と5月1日は春のこども祭りです。10時の開会とともにたくさんの親子が来館して、大賑わいです。

弓矢体験・魚釣りゲーム・竹のけん玉・石臼ぐるぐる・ゴム鉄砲を行うと、風車作りができます。

 今日は入館者300名以上でした。大変だけどうれしい悲鳴です。

明日も頑張るぞ~!ボランティアの皆さんありがとう。
たくさんの人が来て、忙しくて良い写真が撮れませんでした。明日はよい写真をP4302510撮ろうと思います。

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2016年4月29日 (金)

豊富養蚕農業協同組合の看板

昨日、笛吹農協豊富支所から連絡があり、今まで農協建物入り口の脇に付けられていた『豊富養蚕農業協同組合』の看板を撤去したので、寄贈するという連絡があり、さっそくいただきに上がりました。

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この『豊富養蚕農業協同組合』は昭和39年5月1日に、それまで集落ごとにあった19の養蚕組合が合併して発足したもので、以来、平成9年3月31日まで存続し、これ以後は豊富村農協の養蚕部会として継続してきたものです。
しかしながら、平成27年4月23日に、最後の養蚕家である中込文義氏が他界し、地域の養蚕業は終焉を迎えてしましました。

Dsc_3530 ←昨日までJAふえふき豊富の入口のここについていました。

村内にはまだ多くの養蚕施設や道具が残っていますが、桑畑も荒れ果てる一方です。栄光ある豊富の養蚕業の記念碑として、当資料館へ寄贈された看板を大切に保存していきたいと思います。
この看板は、展示室2階に展示してあります。

2016年4月28日 (木)

稚蚕飼育用の土室が見つかりました

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先日のことです。今年利用したい桑畑の様子を見に出かけた時のことです。中央市大鳥居の山宮地区を通りかかると、ツタに覆われた土壁の不思議な建物に気づきました。この道は昨年も何度も通り、古い家だ、くらいにしか思っていませんでした。
しかし、その日は、屋根の上に突き出た3か所の小さな屋根に目が留まりました。下から煙突のようなものが出ているのが見えます。そこで帰りに調べることにして桑畑を調査後、再び立ち寄りました。

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建物は長く使用された様子はなく、低いトタン屋根の作業スペースを通りぬけて、建物に入ると、間口1間の観音開きの扉が3か所並び、そのうち2箇所に温室時計が付けられています。

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扉を恐る恐る開けると、蚕棚が造られ、掘り込まれた床下には囲炉裏やブリキの火鉢が置かれています。建物の床下から2本、外に向けて1本の土管が設置されています。
これは養蚕の施設で、幼い蚕を飼育するための稚蚕飼育施設だと思いました。類似の施設を浅利地域の米山家や、富士河口湖町根場のいやしの里の養蚕飼育施設でも見たことがあったからです。

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もしかしたら、大発見?しかも個人の家の施設とすれば全国的にも貴重な遺産です。さっそく、所有者を確認して、調査の許可を得ました。
詳細な報告は、まゆこさんから出てくると思います。今年の企画展をご期待ください。6月後半から9月にかけての企画展「シルクの里豊富と最後の養蚕家」で、報告します。
ついでに、建物の前の道路のマンホールの蓋です。

P4272496 桑と蚕・繭の文様は、なかなか優れもの

2016年4月26日 (火)

浅利与一公「安産まつり」が開催されました

4月22日~24日の間、浅利与一公「安産まつり」を開催しました。
この祭りに使った丸石は、今から831年前の元暦2年(1185)に、源平合戦の壇ノ浦の戦いで、浅利与一が乗った船の側面を突き破った敵の砲弾を、家に持ち帰ったところ、同日同時刻に立派な男子が生まれていたことから、『産守玉』と呼んで、安産の守り神としたという伝承に由来します。

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3日間で15人ほどが訪れて、家族で大事に触って安産の祈願をしていました。
安産守りは、山之神神社の御祈祷を受けています。今年はおいでになった方が少ないので、残りの安産守りは、頒布することにしました。500円です。ご希望の方は是非お出かけください。

ミニ企画展「春・花・かんざし ~髪をかざる~」(4)

笄(こうがい)

今日は笄について書きます。かんざしは知っていても、笄って何って思う人は多いと思います。

笄は、もともとは髪掻(かみかき)と呼ばれるもので、男女ともに使用する髪を整える道具でした。毛筋を立てたり、頭のかゆいところを掻いたりするための箸に似た細長い棒をいいます。

Dscn8632jpg2 木に漆を塗った笄

古代の男性は、貴賎を問わず烏帽子をかぶっていたので、頭の熱気がこもりやすく、そのために頭がかゆくなりました。その時使うのが、笄つまり髪掻です。

その実用的な整髪用具が武士の時代になると刀のさやに納められ、烏帽子をかぶらなくなってからは、しだいに装飾品となっていきました。

また、女性の笄は宮中の女性が作業をするときに髪を巻き付けて使用するようになり、江戸時代になると髪飾りの一つとして次第に発達します。素材もさまざまなもので作られるようになり、装飾も豪華になりました。

Dscn8805jpg2 ガラス製・水晶製の笄

Img_8783jpg2 きれいなカットでしょう?

江戸時代の初めには、なんとツルの足の骨の笄もありました。ツルのすねは最上級品で、頭痛のまじないにもなったそうです。江戸時代ツルは食用でしたから、食べた残りの骨を活用したといえます。当館はありませんが、きれいな絵が描かれていて、1本ずつみな太さなどが違って、同じものはありませんでした。

また、ガラスや水晶の笄も作られました。透明なガラスや水晶は、日本人の黒髪に映えて大変美しいそうです。水晶のかんざしをハンコに作り直したのが家にあったのですが、今は行方知れずです。

Dscn8804jpg2 組み合わせ式の笄

江戸時代の後期からの笄は、髪を結ってから挿すようになったので、組み合わせ式に変わってきます。写真の笄はすべて右左に分かれるつくりになっています。櫛と笄で同じ模様をつけたセットも流行しました。

本来笄にはかんざしのような飾りはあまりつけないのですが、花嫁さんの髪飾りセットの笄には大きな飾りがついています。

Dscn8809jpg2 花嫁さんの笄には飾りが付く

2016年4月24日 (日)

桑の新芽にノラボコ(野良蚕)発見

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資料館では、鉢植えの桑の木を育てています。4月になり新芽が出始めて、ようやく葉も大きく、枝も少し伸び始めました。
今日の朝、水やりをしていると、葉が虫に食われて穴が開いていました。大事な桑を食べるなんて不届きな虫だ。どんな顔(つら)をしてるのか、葉っぱの裏表を観察すると、いました。

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ノラボコです。お蚕さんの野生種で、冬を桑の木のどこかで卵で過ごして、春に幼虫として出てきたのですね。この木には4~5匹がいるようです。
仕方がないので、食べさせることにしました。木が丸坊主になるかも?

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まゆこさんに怒られるかな?

2016年4月23日 (土)

シルクの里豊富最後の養蚕家の命日

Photoこんにちは、まゆこです。

Dscf5517 昨年のきょう4月23日、中央市の最後の養蚕家であった中込文義さんが、85歳でこの世を去りました。

文義さんには、お亡くなりになるまでの2年間で3回の養蚕期間を取材させていただき、作業の実際を教えていただきました。

 

文義さんとの出会いは、まゆこがこの豊富郷土資料館に来てから、最初に出会った宝であり、同時に、今後自分のやっていくべき仕事への指針を与えてくれました。

去年の今日、突然の訃報を聞き、愕然とし、とても悲しみました。

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あれから一年がたってしまいました。

悲しんだり、惜しんだりばかりではいられません。

Dsc_0271豊富をシルクの里と言わしめた先人たちの誇り高き生き様を、生き証人として語り継いでこられた中込文義さん。

Dsc_0829その意志を資料館で引き継いでいけたらと思います。

そして、とし平成28年6月18日から「シルクの里豊富と最後の養蚕家」という企画展を開催します。

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豊富地区は昭和30年代後半から全国に先駆けて近代化された大規模養蚕を行い全国に名を知られるようになりました。

そして、最も栄光を得た昭和50年代を経て、平成26年の文義さんの死によって閉じられた豊富の養蚕の歴史を、中込文義さんが養蚕家として生きた時代と重ね合わせてご紹介したいと考えています。

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正直、「わたしにできるかなぁ」撮りためた写真を整理しながら、文義さんに問いかける毎日です。

まゆこ

2016年4月22日 (金)

H28シルクの里豊富の春景

Photoこんにちは、まゆこです。

 4月も半ばが過ぎ、もうすぐ初夏ですね。きょうは、まゆこが出会った、シルクの里豊富の美しい春景をちょっと見てくださいな。(構図がぜんぜんダメらしいけど、よくわからないのでゴメンなさい)

Dsc_3573大鳥居水上地区から大鳥居川東地区の集落を望む。

Dsc_3567大鳥居川東地区集落の今は使用されていない大規模蚕室のある風景。

Dsc_3572大鳥居川東地区遠景。まゆこはこの場所からの眺めが好きです。

Dsc_3560_2資料館隣の大福寺にある観音堂。

Dsc_3538資料館のあるシルクの里公園周辺の桜。

それから、今日は当館において「浅利与一公安産まつり」を開催しております。

Dsc_3696妊婦様方~!春の日差しが心地よいシルクの里豊富に是非いらしてください!

安産石に直に触ってご自分の安産が祈願できますよ。

母子手帳をお持ちの方には、大人気の資料館特製安産守りも差し上げています。

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これから続々といらっしゃる予定の妊婦様方にも、シルクの里豊富の美しい春景色をご覧いただき、リラックスタイムをあじわっていただけたらと思います。

← 安産石(産守玉)を入れるケースを準備する館長。

Dsc_3694準備はOK!

まゆこ

 

2016年4月21日 (木)

大福寺薬師堂の応急修理

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大福寺薬師堂の床下と屋根が2年前の大雪や経年劣化で危険な状態となり、床下の補強と屋根の補強を急遽行うことになりました。修理委員長さんから20日の朝連絡があり、すでに工事が始まっているということで、急いでカメラを持って御堂にいきました。

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入り口の床を剥いで、こちら側から奥に角材を入れて、床を一部持ち上げ、仏像の傾きや床の沈み込みを支える工法です。狭い中を職人さんが潜り込んで角材を入れ、ジャッキでゆっくり上げ、束柱を入れます。

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P4202426 県指定文化財の薬師如来

これで傾斜していた薬師如来の巨体は安定したようです。
後は屋根の支えです。折れていた垂木を除去して、鉄柱で3方向から屋根を支えています。さらに周囲の枯れた桜を切り倒して、補修作業と環境整備工事は今日で終了のようです。柱の補強は明日かな?

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素早い職人さんの活躍に驚くやら感心するやらです。本格的な保存庫の建設まで、これで数年は安心でしょう。

2016年4月20日 (水)

H28山ノ神社春の例大祭(豊蚕・安産祈願)に参る

Photoこんにちは、まゆこです。

平成28417日(日)午前8時に資料館に集合した中央市歴史文化ボランティアの会の皆さんとまゆこは、あいにくの風雨でしたが、千本桜の参道を登り、無事にお山の神さんに参ることができました。

それでは、今年の山ノ神春の例大祭参拝祈願の様子をご覧ください。

Img_0003まず登山口で気合を入れる若人たち!

Img_0006二丁目と三丁目の間にある鳥居大注連縄前で一礼し、登山口からいきなりの急登にへこたれそうな気持ちをたてなおす私たち。ちなみに頂上にあるお山の神様は二十丁目にいらっしゃる。

 

Img_0070四丁目にある新旧の標石(しるべいし)。まだまだ~!

Img_0016915分くらいに山ノ神社に到着しました。ボランティアの会の方ではないけれど、たまたま左端に写っていらっしゃる方は84歳!なんと56年間、東京から、一度も欠かさず417日はこの春の例大祭にいらしているのだそうです。一緒に登っていらしたご家族の方が教えてくださいました。

Img_003310時から始まった今年の例大祭は雨風をしのぐためのブルーシート屋根の下で行われました。

Img_0031祭壇には、資料館で昨年育てた春蚕の繭と422日~24日に行う安産まつりでお配りする安産守りも並べていただきました。
Img_0041祭礼後のお楽しみ、お籠り堂前で特製豚汁をいただきます。今年の当番である大鳥居中村地区のお母さま方、ごちそうさまでした!

Img_0068_3 今年の山ノ神春の例大祭は、強い風と雨に打たれての参拝となりましたが、無事に資料館の養蚕と浅利与一公安産まつりに先立つ祈願を終えることができました。

そして、私たち以外にも、雨にもかかわらず老若男女、たくさんの方々が頂上の神社を目指して息を切らしながら一生懸命登る姿に、この地の山ノ神に対する人々の信仰の深さを実感しました。

大雨の中でも家族連れが多くいらしたことには驚きます。

そして来年もまた、平日でもなんであろうとも、417日には山ノ神に登って祈願する多くの参拝者でこの山道は賑わうことでしょう。

この地区出身の人々が、年に一度、幼い時から417日に決まって行う、自然との語らいのひとときのようにも思えます。

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 まゆこはあと何年ぐらいこのお山の神さんに登ることができるでしょうか? 

三十年位は大丈夫かなぁ?

 帰り道、雨露に負けずところどころで美しく咲くヒトリシズカを見ながら、来年の417日はどんな風景だろうと、想いはせたのでした。

まゆこ

2016年4月19日 (火)

山の神千本桜の道は桜だけじゃないよ

Tomiko

 熊本の地震はえらく長いこと揺れてえて困るじゃんね。安心して寝られんちゅうのが一番やあだよね。水も食糧も早くなんとかしてやりてえじゃんね。早くおさまってくりょうばいいけんど。

 山の神のお祭りのこんは明日のブログを楽しみに待っててくりょう。今日は山の神の参道は千本桜が有名で、大勢の人が登るけんど、桜ばっかじゃあなくていろいろな花が咲くよっちゅうこんを書きてえさ。桜もいいけんどね。

 4月17日の山の神の祭の帰りに撮った写真で植物図鑑を作ったから、見ておくんねえ。

Jpg2 イカリソウ

 あちこちにいっぱい咲いてたさ。下を向いて咲く感じが奥ゆかしいじゃんね。

Jpg2_4 イチリンソウ

 雨にぬれて花びらがくっついちゃてるけんど、白くて凜としてえていい感じだよ。今からどんどん咲くね。

Jpg2_5 クロモジ

 見晴台のそばに咲いてたよ。

Jpg2_6 スミレ

Jpg2_7 タネツケバナ

 ナズナに似てるけんど、実がアブラナと同じ形だからすぐわかるよ。

Jpg2_8 ヒトリシズカ 

 これはまたいい花だね。白いブラシみたいのが咲いて。株がけっこうでかかったね。そこらじゅうで咲いてるよ。

Jpg2_9 ムラサキケマン

 ケマン(華鬘)っていうのは仏殿の欄間の装飾具で、花鳥・天女なんかを透かし彫りにした金銅具だって。りっぱな名前をつけてもらったもんじゃんね。

Jpg2_10 ヤマブキ

 これもそこらじゅうで見れるよ。今が盛りだね。写真にゃあ載せられんけんど、キブシの花も咲いてるし、キイチゴの花も咲いてたよ。あとクジャクシダの新芽も出てて、初めて見たさ。もうちっとたてば、アジサイもいっぺえ咲くし、1年中いつ登っても楽しめると思うよ。ほれに展望台からのながめが実にいいさ。17日は山は雨だったけんど下界は晴れてて、まるでおとぎの国を見てるようだったよ。

 桜がなくてもぜひ来ておくんなって。そんときゃあ資料館にも寄ってくりょう。

2016年4月16日 (土)

秋だよ

Tomiko

 富子だけんど、九州の地震、おっかねえね。こっちに来てほしくはないけんど、ちゃんと準備はしておかんとね。

 秋だよ!春んなったばっかだっちゅうに、へえ秋が来とうけえって、びっくらこいちもうね。心配しちょし、麦の秋のこんだよ。

 4月になってから麦んどんどん上へ伸びてきたなあと思ってたら、4月9日にゃあまだ葉っぱがふえてきただけだったけんど、12日にゃあ穂が出てきとうさ。びっくりしたよう。ぬくとくなったっちゅうこんが、植物にはすぐわかるだね。えらいもんだね。

Dscn8770jpg2 4月12日穂が出る

 いかにもやっこい、出てきたばっかの穂じゃんね。実になるとこも下の方に見えてるけんど、まだ中には何にも入っちゃあいんずらね。

Img_9031jpg2 4月16日花が咲く

 今日はどうずらと思って見に行ったら、花ん咲いてるさ。すごいもんだねえ。12日の実にゃあ何も入っちゃあいんずらと思ってたら、花ん入ってただよね。黄色い雄しべが実の中から顔を出してて、地味だけんどかわいいもんさ。穂は12日と比べてがっしりしてるら。芒(のぎ)もさわると痛そうにツンツンしてるさ。実になるとこはへえすっかり外へ出てきて、花粉が飛んでいけるように全真で風を受ける体制をつくってるね。今夜っから雨と風が強いっちゅうから負けんようにがんばってもらわんと。

Img_9033jpg2 資料館玄関前

 麦は秋だけんど、世の中は春真っ盛りだよ。資料館の入り口にゃあ花がいっぺえ咲いて、鯉のぼりも泳いで、にいやか(賑やか)のもんだよ。4月にゃあ毎週イベントがあるから、来てみておくんなって。

2016年4月15日 (金)

企画展「山梨の遺跡発掘展2016」

Photo_2こんにちは、まゆこです。

平成28年度第1回企画展「山梨の遺跡発掘展2016」のお知らせです。

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巡回展「山梨の遺跡発掘展2016

 

開催期間:平成28年4月16日()~6月12日(日)
     なお、イベント開催に伴い、4月30日・5月1日は入館無料になります。

 

場所:中央市豊富郷土資料館 企画展示コーナー 

 

 2015年度に発掘された山梨県内主要遺跡のパネル展示です。県内遺跡の発掘調査の最新情報などを写真・解説パネルでご覧いただくことができます。この企画は、山梨県埋蔵文化センターが山梨県立博物館において3月12日~4月10日まで開催していたものの巡回展です。

Dsc_3655明日からの開催を前に、急ピッチで展示作業を行う館長。

Dsc_3654館長は今日午後3時半から会議出席予定なので、少し焦っている模様。

まゆこも、このブログを急いでアップして、早々に展示作業に参加したいと思います。

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現在の資料館玄関口には、大きな鯉が泳いでいます。

エントランス展示も端午の節句人形に変わりました。

Dsc_3652そして、館長が「五月空 こども飛べ」とエントランス展示テーマを書いてくれました。

皆様のご来館をお待ちしております。

まゆこ

 

山ノ神様、準備が整いました。どうぞ豊富の里へ降りてきてください。

Photoこんにちは、まゆこです。

 ことし平成28年、山梨県中央市豊富地区のお山ノ神様へとつづく参道に、ふもとから順に咲き上っていく千本桜の道が、頂上までつながったのは410日でした。

 そして、その日の朝9時から参道の鳥居の大注連縄が地域住民の力で新しいものに掛け替えられました。

 まゆこは今年も感動をもらいにその山ノ神参道鳥居の大注連縄づくりを見に行ってきましたよ。やはり、素晴らしかったです!

Dsc_3541 旧豊富村内の6地区がもちまわりで大注連縄づくりを担っていますが、今年の当番は大鳥居中村地区で、40人弱が鳥居前に集合し、大注連縄づくりがはじまりました。稲わらは、地区の方々が山ノ神の注連縄用に特別栽培した農林22号です。

背後にある大きな鳥居にかける注連縄は全長12メートル程にもなります。

 

Dsc_3489お山ノ神さんの大注連縄づくりには、地域に古くから伝承されてきた特別な装置と技術が必要なので、年長者が次に当番が回ってくる6年後を見据えて、後継者に教えながらすすめていきます。

Dsc_3509_2藁束を一本ずつ持った三人の男たちがそれぞれの体を回転させながら藁束を強くねじっていき、途中でさらに掛け声をかけながら三人一緒に時計回りに場所を移動して、締め上げていきます。

Dsc_3533しめ縄の両端には、かんざしと言われる木杭を十字にうちこみ、房飾りを形作ります。

Dsc_3548山ノ神さんの注連縄は特別に太くて長いので、鳥居に懸ける作業も大仕事です。

Dsc_3561 平成28年大鳥居中村地区製作の大注連縄が無事に仕上がって、なごやかに記念撮影の準備中。

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「お山の神さん、今年も鳥居に新しく立派なしめ縄を掛けることができました。豊富の里から頂上にある山ノ神様へとつづく千本桜も咲きつながりました。417日(日)に山ノ神社で行う春の例大祭に皆でお迎えに上がりますから、どうぞ気持ちよく里に降りていらしてください。」

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 豊富大鳥居地区の方々の山ノ神様への気持ちを結集して作られた注連縄は、神々しくまばゆいばかりです。

 例大祭当日はこの鳥居をくぐって、当館からもボランティアの皆さんと協力して、豊蚕を願う繭の奉納のため、山ノ神様のもとに参ります。

「あ~、雨よ降らないで~!!」と、せつに願うまゆこです。

まゆこ

2016年4月13日 (水)

H28 「春のこどもまつり」のご案内

Photoこんにちは、まゆこです。

P5030885 ←平成27年の春のこどもまつり

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H28「春のこどもまつり」

 

 

日時:平成28430日と51日(日)午前10時~午後3

 

≪「春のこどもまつり」開催中の2日間はすべての方が入館無料となります。≫

 

 

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内容:(1歳未満の乳幼児を除く中学生以下の子供がイベント参加の対象です。)

 

 

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手作りおもちゃや昔の道具で遊び体験

 

「弓矢」「魚釣りゲーム」「ゴム鉄砲」「竹のけん玉」「石臼ぐるぐる」の5つの昔の遊び・体験をクリアしますと、参加賞として風車キットをプレゼントします。どうぞエントランスホールにある工作場で完成させて、お持ち帰りください。

←竹のけん玉に挑戦!

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←魚釣りゲームに夢中!

 シルクの里ウォークラリー

 資料館周辺の大福寺の観音堂、浅利与一の墓所や公園内の与一銅像等を巡り、簡単なクイズに答えていきます。20分ほどで到着するゴールの資料館で答え合わせをし、参加賞をもらいましょう。

 

Dsc_1922参加賞の風車キットを工作中!

 

(1、2ともに資料館入口の受付でエントリー)

 

 

 

 その他、常設展示において、囲炉裏の部屋や移築した有泉家住宅座敷に飾ってある昭和時代の端午のお節句飾りの前で記念写真を撮ることもできます。

←石臼ぐるぐるも楽しいよ!

 おまつりに向けて、職員みんなで準備に頑張っています!

 

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ゴールデンウィークのはじまりは、今年も豊富郷土資料館の「春のこどもまつり」に是非いらしてください。いろいろな遊びや体験に参加してプレゼントがもらえますよ♪

 

まゆこ

 

2016年4月 8日 (金)

ミニ企画展「春・花・かんざし ~髪をかざる~」(3)

 上窪遺跡の横櫛(中央市指定文化財)

 山梨大学医学部の南側の、新山梨環状道路建設に伴う調査で、平安時代の墓から出土したのが、イスノキで作られた櫛です。墓穴の一番底には斎串と呼ばれる魔除けの串が入れられ、その上にむしろのようなものが敷かれ、またその上にふとんのようなものが敷かれて遺体をのせ、最後にまたむしろのようなものをかぶせて葬ってありました。櫛は遺体の胸のあたりに置かれていました。置かれた場所からみて、魔除けの意味があったと思われます。また、足もとには下駄が置かれていました。

Img_0078jpg2 足もとに下駄が置かれている

 櫛は2点出土しているのですが、胸の辺と腹のへんに分かれてでてきていることと、接合できないことから、一つの櫛が割れてしまったのか、最初から2つ入れられたのかはわかりません。古墳などに副葬するものもわざと壊して入れる場合があるので壊したものを入れたのか、土の圧力で壊れてしまったのかもわかりません。土の中に埋もれた木製品が腐らずに残っていること自体がすごいことなので、謎は多いのですがすごい発見です。戦国時代や江戸時代の櫛も県内から見つかっていますが、平安時代のものという点で大変貴重だと思います。

Img_0151jpg2 胸の辺に櫛が見え、底には斎串(いぐし)

Img_0162jpg2 2つめの櫛が見える

 イスノキは、九州・四国・本州(伊豆半島以西)の太平洋側に育つ常緑広葉樹で、その木材は非常に硬く緻密です。山梨県内にはない植物ですので、南の方から運ばれてきたものと思われます。イスノキの櫛は奈良時代から宮中で使われていました。平城宮跡から出土する櫛のほとんどがイスノキの櫛です。現在もイスノキの櫛はほとんど手に入らない最高級品です。

Img_8821jpg2 腹に近い方の櫛

Img_8822jpg2 胸の上の櫛

 死んだら捨ててしまうことが特別ではなかった古代に、斎串を用いた葬送儀礼を行い、はるばる他国から手に入れた貴重な櫛とともに埋葬されたこの人は、当時のごく限られた身分の人だったのでしょう。

2016年4月 7日 (木)

安産守りが出来上がってるよ

Tomiko

 富子だけんど、今日も雨だね。昨日は千本桜を楽しみに、ハイキングに来た人が大勢いたけんど今日はだめだね。山の神のお祭りは17日だけんど、参道の桜は散っちもうかもしれんね。

 資料館じゃあ、山の神へ、繭を奉納するけんど、安産守りも祈願してもろうだよ。ボランティアさんが手分けしてしょってってくれるさ。今日は安産守りが出来上がったとこを見てもろうじゃんね。

Img_8875jpg2_2 繭を切ってさなぎを出す

 まずは、繭を切って中のさなぎを出すさ。繭は去年の春蚕(はるご)の、でかくていいやつを選んでね。

Img_8865jpg2 「麻の葉」模様の産着をつける

 ほうしたら繭のまわりに「麻の葉」模様の布を縫い縮めて貼り付けて、産着を作るさね。繭の大きさがみんなちごうから、これん一番やっかいだね。

Img_8877jpg2 髪の毛をつける

 次は髪の毛をつけるだよね。赤ん坊の毛だからちょろっと生えてるだけさ。

Img_8917jpg2_2 おくるみを着せて竹に入れる

 真綿を入れて縫っておいたおくるみを着せて、竹の筒の中に入れればだいたい出来上がりだね。竹も太かったり細かったりがあるし、繭もでかいのやちっくいのがあるから、うまく組み合わせるのがむずかしいね。

Img_8929jpg2 顔を描く

 紐をつけて鈴をつけて、「山の神」とか「安産」ってはんこを押した和紙をはって、最後に顔を描くさ。繭の形に合わせて笑ったり、泣いたり、寝てたりと同じ顔はふたつとないよ。

Img_8923jpg2 赤ん坊が並んだ

 赤ん坊もひとりひとりみんなちごうじゃんね。同じ兄弟でも上と下じゃあ顔も性格もえらい違って、育てやすかったり育てにくかったりね。それが人間ちゅうもんだからしょうがねえよね。ほんだけんどみんなかわいいら?ちごうから価値があるだよね。

Img_8932jpg2 もらわれて行くのをまっています

 頬紅もつけて、ラッピングしてちっくい袋に入れて妊婦さんのとこへ行く日を待ってるよ。ぜひ、もらいに来ておくんなって。ただし、お守りをもらえるのは、妊婦さんだけだよ。ただ腹が出てるだけじゃあだめだからね。

安産まつりは4月22日~24日の3日間だよ。妊婦さんは母子手帳を持ってきてくりょうば、入館は無料になるし、安産石にもさわれるし、安産守りももらえるからね。

2016年4月 6日 (水)

サクラ情報12 山之神千本桜情報

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昨日は休みでしたが、曇り空で雨の心配をしながら、それでも下からの登山道のさくらが連なっているのを見て、山之神神社まで出かけてきました。
入り口のさくらは満開です。登山者の車が駐車してあります。ゲートを抜けて駐車し、鳥居まで登ると、ここも満開です。今週の日曜は注連縄作りが行われる予定ですが、花吹雪の中で大行事がおこなわれるでしょう。見学しているだけでも荘厳な、神聖な気持ちになりますね。

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林道と交差する山之神登山道のさくらは、少し勢いがありませんが、登るにつれて12丁目までは桜のトンネルが続きます。今年は見事な開花ですが、ところどころの枯れた桜の伐採が痛々しいですね。しかし、あちらこちらに桜の苗木が植えてあり、エドヒガン・シダレザクラ・乙黒ザクラなどの看板が付けられています。千本桜の将来を心配していた私にとって、ほっとした出来事です。関係者の皆さんの努力に感謝しましょう。

P4052223 展望台のさくらは3~4分咲き

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展望台付近のさくらは3分~4分咲きです。今月16~17日の祭りの日には葉桜となってしまうでしょうが、新緑の中の祭りも良いと思います。神社に参拝して帰路につきました。帰り道には子供連れの方や夫婦連れ、カメラを提げた方など、7~8人の方に出会いました。

2016年4月 5日 (火)

田安明神の桜

Tomiko

 富子だけんど、桜が咲いてるっちゅうに天気がぱっとしんじゃんね。やっぱり桜は青い空がないと冴えんよね。

 ほうは言っても豊富にゃあ、まだ桜の名所はあるよ。田安明神の桜だよ。

Img_8987jpg2 田安明神の全景

 これんその全景だけんどね。こじんまりとしてるけんど、なかなかいいらもの。

Img_8988jpg2 田安明神近景

 そばで見るとこんなさ。今日は曇り空だけんど、明日は晴れてぬくといっちゅうから、この写真よりずっといい感じに見えると思うよ。

Img_8996jpg2 田安明神の祠

 田安明神ちゅうは、江戸時代御三卿のうちの田安家のこんで、豊富の上大鳥居村は田安家10万石に所属してたとこから話ん始まるさ。三代目の田安斎匡(たやすなりまさ)のとき「太枡騒動(ふとますそうどう)」っちゅうのがあって、田安領の山梨・八代の54村の農民が越訴しただって。その結果代表者は獄門とか遠島とかのえらい厳しい処分を受けただって。ほんだから、田安斎匡は領内の立て直しに努力して、産業を奨励したり、文教政策を進めたりしただって。ほれで田安斎匡が中納言になったとき上大鳥居村の衆が喜んで、田安明神ていう生祠を作っただって。

 そこが今ちっくい公園になってて、桜がきれえに咲いてるってわけさ。祠には葵のご紋もへえってるよ。

Img_9001jpg2 桜をアップでとってみた

 みんなが行ってやれば、田安明神さんも話し相手ができて喜ぶと思うよ。

 田安明神の桜も神さんを喜ばす桜だけんど、千本桜も神さんを喜ばす桜だよね。今日は12丁目まで満開で、そっから上は木が傷んでてあんまり咲いていんけんど、17~18丁目のちょうど展望台のへんは2~3分咲きで、これっからどんどんきれえになるようだよ。今年は千本桜がちゃんとつながって見えていいじゃんね。初めて見たときは、龍が山に登ってるみてえでびっくりしたさ。ピンクの龍で色っぽいけんね。神さんの道だけんど、実際に喜んでるのは人間かもしれんね。

2016年4月 3日 (日)

必見!H28山之神社(山の神千本桜)大注連縄づくりは4月10日(日)です

Photoこんにちは、まゆこです。

 毎年、興奮と感動を与えてくれる「山之神社鳥居の大注連縄づくり」が今年は平成28410日(日)午前9時頃から(当日雨天が予想される場合は、その前日の49()に変更)山之神社登山道途中の鳥居前にて行われます。

Dsc_1709 ←平成27年上手地区製作の大注連縄

 これは山之神社の春の例大祭に先立つ一週間前に毎年全長12メートルにもなる大注連縄を50人程の旧豊富村大鳥居の人々が力を合わせて新しいものに掛けかえる行事です。

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←平成26年水上地区製作の大注連縄

 当番地区の集落では、一年前の春からこの大注連縄用の素材となる藁を確保するために、特別の品種を栽培して準備しています。

Dsc_1590 ←平成27年製作時の様子
 積み上げられていた藁束が掛け声とともに皆の力で捩じられ、太く立派なしめ縄に作り上げられていくさまは迫力があり、ほんとに感動します!

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←平成27年製作時の様子

まゆこは今年平成28年も見せてもらいに行く予定です!!

ことしの当番は中村地区の方々です。

作り方の流儀はその年の担当地区によって少しづつ違うところがあるので、まゆこ的には、昨年担当だった上手地区のやり方とどんな点に違いが見つかるか興味が湧きます。

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←平成26年水上地区製作の大注連縄

この記事をご覧になって、この山之神社鳥居の大注連縄づくりの様子を是非見てみたいと思われた方は、当館にご連絡ください。

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まゆこから担当地区の方々にだいたいの見学人数の申し入れを行いたいと思います。

まゆこ

←H27 上手地区信徒総代が皆に作り方を教えながら製作している様子。

サクラ情報11 王塚と山ノ神千本桜

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今日(4月3日)はひな祭り。それでも桜の様子を見に王塚に行きました。王塚のさくらは満開ですが、墳丘には桜だけでなく、ケヤキ?などがあり、伊勢塚のようにこんもりした感じではないですね。晴れていれば、南アルプスや八ヶ岳の姿と一緒の写真が撮れるのに残念。

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帰りに山ノ神を見ると、登山道の千本桜(実は800本?)が、十丁目くらいまで咲いているのが見えます。十八丁目あたりの展望台のさくらはまだ二分咲きのようです。
鳥居の大しめ縄の付け替えが4月10日午前中(雨天予報の場合は前日の9日)に計画されているようですが、鳥居付近のさくらはあまりよくないようですね。いずれにしても今年は去年より登山道のさくらは良い咲具合です。

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資料館の近くの御崎神社からも写真を撮りました。晴れていれば、もう少し桜の様子がはっきりわかるのですが・・・今日はこれで、ガマン・ガマン・・・

2016年4月 2日 (土)

雛まつりのお重!今年も中身は?

Photoこんにちは、まゆこです。
43日はひなまつりですよ!

桃も桜もきれいに咲いているし、さぁさぁ、雛重持って、雛遊びに出かけましょう!

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今年の雛重の中身は・・・、巻きずしに煮あげ(ハレの日の特別な煮物)、菱餅を連想させる三食のおまんじゅう、色とりどりの三種のようかん。

 当館では、ただいま開催中のひな人形展において、昨年3人の方に聞き取りした地元の雛祭行事についてご紹介しています。

かつて甲府盆地周辺では、雛祭りにご馳走をお重に詰めて、子どもたちだけで眺めの良い小高い丘や古墳に出かけ、春の景色を楽しむ雛遊びが行われていました。

昭和の後半にはあまり行われなくなった行事ですが、経験した人たちにお話を伺うと、皆とっても心躍る楽しいイベントだったとおっしゃいます。

Dsc_3424 ←今年は雑誌の取材依頼が入ったこともあり、昨年にひきつづき、内藤さんにひな祭りのお重を再現していただいたのでご紹介します。

Dsc_3432 ←フリーペーパーの地域情報誌Parupi(パルピー)4月号の特集「お重を持って春の冒険・ひな遊びをもう一度」のモデルを務めた豊富の子どもたち。一人ひとりお重包みをぶら下げてどこで食べるか相談しながら歩きます。

Dsc_3446 ←まずは大福寺の観音堂の軒下でお重をあけます。「わぁ~おいしそう!」

Dsc_3465 ←ようかんの「くみっこ」(取り替えっこ)は昔の子どもたちもやりました!
Dsc_3525←花に埋まる資料館

まゆこも明日は王塚古墳で甲府盆地の花景色を見ながら、雛重をひろげたいなぁ♪ ちなみに道の駅とよとみで販売の復刻雛重は内藤さんの再現したひな重を参考に作られました。

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でも、まゆこ、今日販売の雛重は、見てるだけで買えなかったよぉ~。

だって11時の販売開始と同時に、あっという間に飛ぶように売れてしまったのだもの!

明日も11時から10個限定販売だそう。買えるといいなぁ♪

まゆこ

2016年4月 1日 (金)

山之神社(お山の神さん)へ繭奉納登山しませんか?

Photoこんにちは、まゆこです。

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 中央市大鳥居にある山之神社(お山の神さん)では、毎年417日に春の例大祭が行われます。

←奉納する昨年の春蚕の繭は、かつての流儀に倣って絹糸で結束しました。 その絹糸も豊富郷土資料館産の繭から「ずりだし」という方法でつくっったものです。

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130名ほどが参列した昨年(2015年)の例大祭の様子。

 

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 この祭礼において、昨年より豊富郷土資料館では、かつて行われていた養蚕の盛んな地域ならではの行事を再現しようと、今年度飼育する蚕の繭豊作祈願に参っております。

奉納された繭の様子。

 ことしも中央市歴史文化ボランティアの皆さん他有志で、昨年育てた春蚕の繭を持って1時間ほどの登山をし、山之神社に奉納しにいきます

 また、同時に、浅利与一公安産まつりに先立つ安産祈願と妊婦さんに差し上げる安産守りのお祓いをしていただこうと考えています。

Dsc_1719 山之神社に出発する準備万端の安産守り。 昨年当館で育てた繭を使ったお守りです。

 417日(日)朝8時に資料館前に集合し、奉納する繭100粒と祈願してもらう安産守り50個などを、協力してくださる皆さんのリュックに分けて入れてもらい、車に分乗して駐車場まで移動する予定です。

 その後は徒歩で山ノ神登山口に向かい、お山の神さんへと通じる急な山道を皆で登ります。

 昨年の経験から考えますと、当日は、午前十時からの例大祭を目指す多くの参拝者で、つづら折りの坂道は数珠つなぎ状態です。

昨年の例大祭の様子は、当ブログ2015418()まゆこのつぶやきカテゴリーに記載の「山之神社春の祭典(養蚕豊作と安産祈願・今福講)」の記事をご覧くださいね。

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←奉納する繭をつなげる作業を館長も手伝ってくれました。

 今年も例大祭に参加する多くの方々にお会いして、資料館で行っている、養蚕や浅利与一公にまつわる文化継承の取り組みについてのお話ができたらうれしいです。皆さん、まゆこたちを見かけたら、気軽に声をかけてくださいね。

 5月下旬からの蚕の飼育がうまくできますように、昨年の豊蚕のお礼を忘れずしっかりした後で、これからのおかいこさんのこともしっかり神様にお願いして来ようと思います。

 

 どうぞよろしかったら、皆様も一緒に願ってやってください。417日(日)朝8時に資料館前に来て、繭とお守りを運ぶのを手伝ってくださるという方がいらっしゃれば、さらに大歓迎です!

まゆこ

サクラ情報10 王塚・伊勢塚のさくらはほぼ満開か

P4012083 宇山平の王塚古墳

P4012089 前方部が左側に伸びています

P4012093 これは東側からの写真

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花曇りの朝、宇山平らの王塚と伊勢塚に行ってきました。満開?もう少しですね。これでくっきりした青空であれば、サクラの色も見事なのですが・・・でも、今年も見事ですね。5世紀後半に造られた王塚は全長62mの前方後円墳です。昭和初期に発掘され、石室は合掌式石室という、非常に珍しい型式で、中からは鎧や兜、刀などが多量に出てきたことが知られています。兜や鎧は現在東京国立博物館に収蔵されています。

P4012102 伊勢塚

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伊勢塚は円墳ですが、古墳時代の何時頃のものかは不明です。サクラは今が盛りの状態ですが、近くに家や電柱、タンクなどがあり、きれいな写真を撮るのは難しいところです。ふと振り向くとキジのつがいが桃畑を歩いていました。オスの顔が赤く染まっています。春は恋の季節ですね。

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帰る時、遠くに王塚と北岳が見えました。晴れていればな~・・・
豊富庁舎の西側の向陽台のさくらが満開でした。

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