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2016年3月 8日 (火)

ミニ企画展「春・花・かんざし」のお知らせ

 いよいよ春めいてきました。春の花たちもつぼみを大きくふくらましています。

 小さい頃、春の野山でつんだ花を、かんざしのように髪に挿したことを覚えていますか?芽生え、花開き、ぐんぐん成長するものを髪(頭)に飾るということは、その植物たちの力をエネルギーとして取り込もうとする行いだったのではないでしょうか。櫛やかんざしについて調べてみると古代の人たちはまさにそのように考えていたことがわかります。私たちも知らず知らずのうちに古代の人たちの思いを受け継いでいるのでしょう。

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 そのように思い起こしてみると、髪を整え飾る櫛やかんざしは、春にふさわしい品々といえます。資料館には、江戸時代から昭和の初め頃までの櫛や笄やかんざしが数多く収蔵されています。さすがに公家や武家の女性の持ち物はありませんが、豊かな農村だったことを反映して、蒔絵や螺鈿をほどこしたものもあります。NHK朝ドラでも女性たちが束髪に髪飾りをつけていますが、同じような束髪用の髪飾りもあります。

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 洋服を着て、髪も短くなってしまっている現在櫛や笄・かんざしなどが目にふれる機会は少なくなってしまいましたが、今から100年ほど前のおしゃれな髪飾りを楽しんだ女性たちを思い描きながら、展示されている櫛・笄・かんざしをご覧ください。

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 おしゃれな挿し櫛ばかりでなく、貴重なイスノキの櫛も展示しました。これはなんと平安時代の櫛で、中央市上窪遺跡から発掘されました。平城宮からも多く発掘されていて、宮中で使われたのと同じ素材のすき櫛です。山梨県内には自生しない樹木ですので、わざわざ遠くから運ばれてきたものです。この素材は現在でも手に入りにくい非常に貴重な最高級品です。

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