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2016年3月24日 (木)

大正時代の腕用ポンプ消防車展示

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屋外展示の消防車は3台あります。いずれも大正~昭和初期の消防車ですが、このうちの上質な1台を、室内展示することにしました。

P3231996 「甲府丸茂本店度量衡部保険」

P3231999

P3232000 大正四年一月新調

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午前中は屋外展示場所から下して、Mさんが清掃・水洗いなどを行いました。午後は教育委員会の若手3名の力を借りて、室内への移動です。ちょうど通りかかった地元新聞社のI記者さんも手伝ってくれましたが、手が足りずに写真も撮れず、展示室に無事収まってしまいました。ちゃんとした記録が取れなくて、また、まゆこさんや富子さんに叱られる~

P3232003 手前が龍吐水、左が腕用ポンプ甲号

室内の展示では、龍吐水と腕用ポンプ(甲号)と腕用ポンプ(乙号)が並びました。いずれも国産で、龍吐水は江戸~明治初期のものだと思われ「江戸神田三河町二丁目龍土師天野半七」と焼印がおされています。箱には明治二八年と墨書されています。

腕用ポンプ甲号は明治二五年新調と書かれています。元はフランスから明治8年に輸入したものを、国産化したものです。これらは吸引水量が一分間に270~288リットル、水力は高さ27mあったと言います。破壊消火から注水消火へと消防の方法が大きく変わった、画期的消防ポンプです。これも荷車に乗せて運んだものでしょう。

今度展示室に移した腕用ポンプ乙号は専用の荷車に乗せて機動的となりました。これはドイツ製の腕用ポンプを参考に国産化したもので、吸引水量は234リットル、水力は高さ23mで、甲号より能力は低いのですが、安価で量産が可能となり全国に普及したものです。龍吐水は明治17年ころに廃止されたましたが、箱は当地域では併用されていたのですね。

こうして展示室に収まると、移動してよかったと、心より思いました。綺麗にしてくれたMさんありがとう。

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