フォト
無料ブログはココログ

にほんブログ村

« 中央市大鳥居地区の霊柩車 | トップページ | フキノトウを見つけたよ »

2016年2月 2日 (火)

本当に悪い鬼は、目にみえないものよね

Photoこんにちは、まゆこです。

Dsc_3437

去る平成28130日と31日に、甲州の節分の豆まきを再現するイベントを行いました.

おかげさまで大盛況でして、1日目89名・2日目191名の参加者がありました。

Dsc_3383イベント当日の朝、給湯室で独り鰯を焼く館長。門口に焼いたイワシの頭と尻尾をヒイラギの枝に刺して飾るためです。悪い魔物や災いなどを黒焼きにするという脅かしの意味があります。

Dsc_3397

また、イワシの頭を焼くときは、農作物に対して悪さをする虫や鳥、獣などの名をあげて、「○○の口焼き」と唱えながら唾を吐きかけて黒くなるまで焼きます。

ついでに近所の口うるさいおばさんなんかの名前も言ったりするそうなのですが、この顔の館長は絶対に身近な人の名を言ってますね。

Dsc_3407口焼きが済んで、心もすっきり満足そうな館長。

さて次は、豆まきの様子をご覧ください。

Dscn8663

甲府盆地一円で行われていた節分は、このように軒先よりも高い竹竿の先に目駕籠や竹の手すくい等を縛り、そこにネズミサシ・ヒノキ・スギなどの枝を刺して庭に立てます。

カゴの目は鬼の目で、このカゴに鬼が依りついてくるので、豆を投げつけます。

そうして、災いを撃退し、悪いものの芽(目)が出ないように、一年の厄災を払うのです。

一年の初めの春の節分は、春に目覚めた悪いものを撃退し、福を呼び込むための行事なんですよ。

Dscn8664

 

屋根より高い目駕籠に豆をぶつけるには、相当思いっきり豆を投げ上げないと当たりませんから、みなさん気合が入ります。

「鬼は外、福は内、鬼の眼をぶっつぶせ~」の掛け声の後、皆でそろって豆を高く投げ上げると、「ばちばちばちばちー」と目駕籠に命中した豆が今度は頭上に降ってきます。

キャー!! みんな楽しそう♪

 小さな子供たちは通常よりも低く仕立てた目駕籠に向かって投げました。

この豆まきには、目にみえる鬼は登場しませんけど、自分の心の奥底に潜んでいた鬼をすっかり退治できたような気がして、気分が晴れやかになるから不思議です。自分にとって、本当の鬼や悪いものは、実際には目に見えないモノだということを教えてくれているようです。

 そうそう、この豆まきイベントが始まる直前に、取材にいらしたテレビ局のカメラマンさんが、「カメラアングルを考えたいので、鬼が登場してくる場所を教えてください」と質問してきたときには、館長と笑ってしまいました。

 そして、二人でニタニタ笑って、「甲州の豆まきには、目に見える鬼は出てきませんのよ!本当に怖い鬼は、目にはみえないものなんですねぇ~♪」とちょっと意地悪く答えてしまいました。(反省)

 

まゆこ


« 中央市大鳥居地区の霊柩車 | トップページ | フキノトウを見つけたよ »

まゆこのつぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1875313/63760268

この記事へのトラックバック一覧です: 本当に悪い鬼は、目にみえないものよね:

« 中央市大鳥居地区の霊柩車 | トップページ | フキノトウを見つけたよ »