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2016年1月14日 (木)

一升餅のお祝い

Tomiko

 富子だけんど、寒くなったじゃんね。まあいつもの冬になったっていうことだと思うけんど。

 今日は孫が初誕生祝いで、一升餅のお祝いをしたから、その様子を書くじゃんね。

Img_5468jpg2 親が子どもの名前を書いた餅

 一升餅っちゅうのは昔っから、一歳の誕生日や還暦のお祝いとか建て前のお祝いに使われただって。子どもの一歳の誕生日のお祝いの時は「一升」と「一生」をかけて、一生食べ物に困らんようにっていう意味があるだって。

 それと丸い餅だから、「一生丸く長生きできるように」っていう意味もあるらしいよ。

Img_5552jpg2 ほぼ泣いていた1歳児

 一升餅は子どもの名前とか、「寿」っていう文字を書いた餅を、風呂敷とか餅袋とか最近はリュックサックとかでしょわせて(背負わせて)、子どもが立てなくて困ってるのを見守るっていう行事だって。まあうちの孫たちは、しょう前っから泣いてえて、手はつかなかったけんね。

Img_5537jpg2 手を離すとひっくり返る

 餅をしょわせたら、へえ、ごろんごろんのたうちまわっちゃって、やっとこさっとここの写真が撮れたけんど、見てわかるとおり、両側から転ばん(転ばない)ように支えてるさね。転ぶところを見て、一生の重みを感じてるって親たちは思えばいいらしいよ。だから簡単に立って歩いちゃあだめだってさ。わざと転ばすところもあるっちゅうからね。

Img_5582jpg2 立ち直れない1歳児

 一升餅には太陽の神様が宿るだって。だからお祝いに使った餅は将来の円満を願って鏡開きをして食べるだってさ。うちじゃあ二つだったから一つは片方のおじいちゃん・おばあちゃんのうちへ持ってって食べてもらったさ。縁起のいい食べ物だからね。

Img_5683jpg2 笑った写真は1枚だけ

 本人たちの名誉っちゅうもんもあるから、ちゃんと撮れた写真ものっけとくじゃんね。

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