せっせと真綿をつくるのは
明けましておめでとうございます。まゆこです。
これからの1月の後半から2月のおわりにかけて、20校ほどの小学校が社会科見学に訪れます。
この時期はちょうど3年生が「昔の暮らし」の学習をするので、見学学校が集中するのです。
その前に、まゆこはせっせと角真綿をつくってストックしておきます。
蚕の繭からつくる真綿が生活の中でどのように使われたかを説明するときに、実物をみて触れてもらうためです。
←できた真綿を干しているところ
生糸(きいと)とは異なる、真綿からつくる紬糸(つむぎいと)の説明もします。
さいごには、昔の人がお布団を手作りしたときのように、真綿を皆で引っ張って拡げてしまうので、見学学校のクラス数分の真綿が必要です。
←繭は重曹を入れて1時間ほど煮ます。
←繭を破って中からさなぎを取り出し、4個分を重ねて四角い枠に伸ばします。
真綿は、繭を煮て、一つ一つを広げ重ねてつくるので、手間がかかりますけど、真綿を拡げたときの子どもたちの驚きと歓声と笑顔を思うと、励みになります。
今回は、半日で15枚できました。
まだ足らないので、今年度分用にもう1回真綿づくりをしなくてはいけませんね。
まゆこ
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