ウチの豆もち食べてみろし
年末でみなさんもお忙しいでしょうね。
資料館もお正月準備を着々とすすめています。
今朝は館長が当館脇にある「蚕影大神様」と「竹輪八幡社」、井戸のしめ縄を新しいものに変えました。
市販品ではなくて、館長の手作りですよ!
資料館は28日から年末のお休みをいただきます。
しめ縄を飾ったら、次は餅つきですね。
きのうスーパーで餅つき用の材料コーナーが出ていました。
28日か30日に「餅つきするだぁ」という方も多いのではないでしょうか。
山梨では、白餅のほかに、「豆もち」という名の豆以外のいろいろな木の実を入 れた栄養満点のお餅も必ず搗くんです! おいしいですよ! そうそう、中央市玉穂地区下河東にお住いの土橋さんからいただいた美味しい豆もちの写真が撮ってあったから観てください。 青のり以外は、ぎんなんに黒豆、大豆にゴマ、自家製の食材がゴロゴロいっぱい入っています。 食べてみると口の中にまずふんわりユズの香りが上品に香って、次にぎんなんや豆類の甘味と食感が主張してきて、餅と混ざり合い、噛みしめるごとに重厚な風味が楽しめました。 各家庭ごとに餅に混ぜ込む具材やその組み合わせ、配合には違いがあるので、ご近所同士で自家製の豆もちを交換しても楽しめます。
まゆこにとって、この豆餅は毎年楽しみにしている山梨の正月の味の一つなんです。
餅に混ぜ込む具材は家庭によって自由自在ですが、いままでにまゆこが食べたことのある豆もちの具材は、必須の青のり、ユズ、ゴマに、その他は大豆、黒豆、くるみ、ピーナッツ、エゴマ、ぎんなん、カシューナッツ、アーモンドなど。他にももっとあったかもしれない。
山梨の豆もちは、バリエーション豊富で各家庭でそれぞれ味が違うんです。
多種類の豆を混ぜ込む家がある一方で、逆にシンプルに大豆だけを炒って加えたものもいただいたことがありますが、それはそれでとてもおいしかったことを憶えています。
それから、塩と砂糖のさじ加減も、つくる家でずいぶん違うようですよ。
でも、今回は山梨県中央市のある家庭の場合ということで、まゆこが毎年、ホームベーカリーの餅つき機能を利用して少量作る豆もちレシピをお伝えしておきます。ちなみに、味に保証は全く無いので、まずくても、まゆこに文句は言いっこ無しですよ!こんなもの入れてるんだくらいに思っていただければよいです。
まゆこの甲州風豆もちの作り方
①ホームベーカリー(自動パン焼き器)にもち米420g(3合)水260mlを入れて餅つき機能を選択してスイッチオン!
→②蒸しあがってこねはじめたら、黒ゴマ+白ごま30g、青のり15g、ユズ皮1個分、三温糖70g、塩10gを次々と投入
→③こね終わり10分前にバターピーナッツ60g、クルミ(無塩)50gと投入して、搗きあがったら、餅とり粉をまぶしながらかまぼこ型に成形して冷え固まるのを待ちましょう
→④二日後くらいすると餅全体に味がなじむので、切り分けておきます。
まゆこはかびる前に冷凍しておいて、朝食代わりにさっと焼いて食べたりしています。
お茶の時間にコーヒーと一緒に食べてもおいしいです。砂糖と塩の加減、ちょっとした具材の配合具合でも味がずいぶん違ってきます。
さぁ、今年はいつもと違うお豆をいれてみようかな♪レーズンとか干し柿なんかをい入れても、もしかしたらおいしいかもね。
みなさま、甲州の豆もちもお試しあれ♪
まゆこ
« ゆらゆらゆれるお猿を作ろう | トップページ | 第4回ミニ企画展「ちょっと変わったお金たち」 »
「まゆこのつぶやき」カテゴリの記事
- 宮方(ミヤカタ)資料の行方(2017.03.29)
- 「福塚壮蚕飼育所かな?」と思っていたけど、ここは「椚田壮蚕飼育所」だった!(2017.03.25)
- 豊富稚蚕共同飼育所(2017.03.22)
- 撚りかけ車(2017.03.20)
- 地獄温度にお馬さん発見!(2017.03.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント