気持ち悪いやつ
富子だけんど、昨日はぬくとかったじゃんね。今年は霜もそんなに降りんし、育ててるもんもどんどんでかくなってるよね。
すくすく育って花が咲いた
こりゃあ資料館のノースポールだけんど、勝手に種んこぼれてでかくなったのを、プランターに植えてやったら、へえ花ん咲いちゃって、これっから寒くなるにどうするだか。困るじゃんね。
油菜もふさふさと繁ってるさ。さすがに花はまだ咲かんけんどね。
そこで変なもんを見つけたさ。
葉っぱにたかった変な虫
まさかこんねん寒くなってから葉っぱを食う虫がいるとは思わんから、木の枝でも乗っかってると思ったさね。しかも葉っぱにくっついてるのは一部分で、あとは空中にいただから。
空中で静止している
写真じゃよくわからんかもしれんけん、体のほとんどは空中に浮いてるわけさ。枝にしちゃあ変だから、よく見たら、虫じゃん。なんちゅう虫ずらと思って、調べてみたけんど、こういう幼虫の写真は気持ち悪い写真ばっかで、虫の名前がわかるまでに、じょうぶ気持ちん悪くなっちゃとうさ。
わかったこんは、シャクガの仲間のエダシャクの仲間で、たぶんウスイロエダシャクという虫っちゅうこんだね。シャクガの仲間は何百種類もあるから、絶対そうだとは言い切れんけん、腹の前の方にハの字型の黒い線があるっちゅうこんと、広食性っちゅうこんが決め手かな。広食性っちゅうこんは、エダシャクの仲間は、普通ドングリの木の葉っぱとかを食って、枝に化けて身を守ってるだけんど、こいつは何でも食うっていうこんさ。
卵らしきものも生み付けてあった
シャクガっていうのは要するに尺取り虫の成虫だね。尺取り虫は、体は細長くて、脚が頭の方としっぽの方にしかないから、手で尺を測るように歩くだって。もっとちっくくて、緑のしか知らなかったから、こんなでかいのもあるもんだと知ってびっくらこいたさ。
この幼虫もさなぎになって、成虫のガになるだよね。ガも木の幹と見分けがつかんようの羽をしてるらしいよ。
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