きっぽしを作った
富子だけんど、寒くなったじゃんね。資料館のパンジーにビニールトンネルを作ってやったさ。これでちっとは寒さをしのげるらね。
せんころ芋をふかして、きっぽし(干し芋)を作ったさ。豊富の道の駅じゃあ「たまゆたか」っていう芋をきっぽしにして売るらしいけん、うちじゃあ作ったのが「べにあずま」と「あんのういも」だから、「あんのういも」を使って作ってみたさ。
芋の皮を剥く
うまそうずら?ふかしただけで食ってもうまいと思うけん、今日は実験だからね。食いたいのをぐっとがまんして、
芋を切る
芋切り器で切ったさ。2時間もふかして、ぐずぐずになってるから、切るのもえらいこんだね。ちっくいころきっぽしを作ったときは、芋を切るのは子どもの仕事で、芋切り器はただ四角い枠にワイヤーが張ってあるだけの簡単なもんだったけんどね。もっと簡単に切れたきがするよう。まあ、芋の種類もちごうかもしれんね。白い芋だった気がするさ。それに2時間もふかさなかった気がするよう。切っちゃったら、えんさ(縁側)へ、むしろを敷いてそれに干したね。ほんだけんど、昔のようの簡単な芋切り器は、今は売っちゃあいんじゃんね。
芋を干す
いい天気だったから、外へ持ってって干したさ。見てくれはばらばらになっているように見えるけんどくっつくからだいじょうぶ。もっといっぱい干したかったけんど、蒸し器がちっくくて芋が3つばっかしか入らなかったからしょうがないさね。
3日干した芋
3日たって今日見たら、なかなかよく乾いていてうまそうになってきたさ。ちっくいころはよくこのくらいのやつを盗み食いしてね。兄弟がいっぺえいるに、みんなで盗み食いをするから、きっぽしができあがるころにゃあ、ちっとになっちもうさ。ほんだけんど、この生乾きのやつがやっこくてうまいだよね。今は大人だから、出来上がるまであとちっとがまんだね。
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