関原峠からたいら山への道調査
12月16日(水)午前10時に集合して、中央市の南にある関原峠~たいら山の調査を実施しました。メンバーは市の観光課2名と資料館の1名です。かつて3年ほど前に中央市歴史文化ボランティアノメンバーが手製の看板設置をしましたが、その後、管理をしていなかったので、ちょうど良い機会と思い、観光課のスタッフの案内に合わせて、看板やテープの現状を調べることにしました。
関原峠への入り口は、関原集落上の中央市豊富地区の水源池の丸いコンクリート建物脇から林道を入ります。すぐに笛吹畑地灌漑施設の調整池があり、舗装されたり砂利道を登って大きなカーブから右にコンクリート道を入ると、すぐに左に古い関原峠への登山道があります。
石仏が2基しかない?
ここからは倒木や洗掘された山道が続いて、途中崩れた場所もあるので注意が必要ですが、ところどころに馬頭観音が置かれていて、その優しい顔や姿にほっとします。途中の馬頭観音が3基あったところでは、1基だけが立っていて、1基が倒れ、もう1基は不明となっていました。どこに行ったのか、少し周りを調べましたが、見当たりません?なお、ほかに山ノ神の山宮もあります。
また、登るに従い林間からは甲府盆地が一望に見え、さらには南アルプスや八ヶ岳などがせり上がって見えてきます。観光課の二人は、途中の木に目印をつけながら登ってくるので、大変ですね。
お昼は関原峠の倒木に座って食べましたが、12時半になってしまいました。30分ほどで
済ませて、目印を追加作成しながら、今度は、たいら山まで目印を付けて登ります。
たいら山の山頂には今年春に設置した看板がありましたが、山之神の方から目印が三等三角点を経由してクランク状に付けられていたので、方位を示す説明板が無いと、下山方向に迷う人がでてくるかもしれない不安があります。これについては色違いの目印の設置を、観光課で検討するようです。
2時頃に下り始めて、入り口までたどり着いたのは3時半頃となってしましました。しかし、3年前の看板もところどころに残り、テープ跡や、ピンクのマークなども追加されており、山慣れ人たちの、秋~春の藪山歩きには最適なコースではないでしょうか。ただし、注意も必要です。崩れた場所のほかに、途中にイノシシの「ヌタバ」が2か所ほどあり、フンもあちこちにありました。歩くときは鈴などを鳴らしていくことを推奨します。
そうそう、下りの途中、振り返ると富士山が見えました。わかりますか?最初と最後の写真は観光課の若手の撮影です。
« 初氷 | トップページ | ゆらゆらゆれるお猿を作ろう »
「資料館ニュース」カテゴリの記事
- 勤務最後の日(2017.03.31)
- 節分行事の準備(2017.01.14)
- 縄文土偶「トミーちゃん」3サイズ発表(2016.12.15)
- 美人土偶トミーちゃん登場(2016.12.11)
- 田富北小学校5年生の脱穀体験(2016.11.30)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1875313/63056717
この記事へのトラックバック一覧です: 関原峠からたいら山への道調査:
コメント