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2015年12月22日 (火)

ゆらゆらゆれるお猿を作ろう

猿を作る日も近づいてきました。今日は繭と綿で作る猿について、どんなものを作るのか、お知らせします。ゆらゆらゆれる猿というのは、起き上がりこぼしになっているからです。猿の胴体の下の方には錘が入っています。錘はすでに入れてありますので、すぐに猿の製作には入れます。

Dscn8347jpg2 猿の顔を繭に描きボールに貼る

まず繭に顔を描きます。これぞ猿という顔を、自信を持って描いていただければよいです。次に耳を付けます。そして綿で毛を付けていけばできあがりです。綿は資料館で栽培した綿ですが、茶色・緑・白の3色があります。その他に白い綿に桜や桃で草木染めした綿もあります。色はほんのり茶色です。

Dscn8352jpg2 綿を貼り、烏帽子を載せる

最後に烏帽子をかぶせますが、頭に乗せるものは自分で工夫したいという方は家に帰ってから自分でやってみてください。例えば、「あさが来た」の、五代友厚風に、シルクハットに蝶ネクタイを付けたり、あさ風に、簪をつけたりするのもよいですね。

Dscn8518jpg2 シルクハットのお猿

烏帽子を猿にかぶせるのは、三番叟の装束の烏帽子だからです。三番叟というのは、能の「式三番」という、老人のお面を付けた神が、踊り・語って祝福を与えるという芸能で、もとは五穀豊穣を祈るものだそうです。1番・2番を演じるのは聖職者ですが、三番目は猿楽師が演じます。能は江戸時代まで猿楽と呼ばれ、狂言とともに能と呼ばれるようになったのは、明治になってからです。ですから猿楽師というのは今の能楽師のことです。

三番叟は初春の祝福芸であり、事始めの意味があります。魔を払うめでたい舞ですから、それを猿にさせるというのは、猿は神様の使いとされ、信仰の対象とされることも多いからでしょう。病がサル、難がサルという厄除けの意味もあります。また、能が猿楽と呼ばれたことも、あって、猿に三番叟の烏帽子をかぶせるようになったのでしょう。

Dscn8519jpg2 三番叟のお猿

申年にふさわしい烏帽子をかぶった猿を是非作りにきてください。

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