当館製切干大根と芋がらの試食
昨日、当館エントランスで展示作製しておりました切干大根と干し芋がらを調理して試食してみました! 先週、毎年見学に来てくれる隣町の大塚小学校の皆さんが、収穫した地元特産の新鮮な「大塚にんじん」を持って来てくださったので、豊富地区産のだいこんを使った当館特製切干大根と合わせて煮てみたんです♪ せっかくだから、切干大根加工過程も見てもらいましょうか。 蚕を飼育する平かごにすだれを敷いて、その上に広げて干します。 りっぱな大塚人参とともにごま油で炒めてから煮汁を入れて炊いて、できた~! 「切干大根の煮物」油揚げ一枚も入ってます。 市販のモノよりふっくら柔らかくて、だいこんの甘味がじゅわ~と口に広がる感じ。おいしかった~。 ついでに里芋の茎を干した「芋がら(まゆこのつぶやきカテゴリーの11月6日の記事「里芋の茎を干す」を御覧ください)」も水でもどしてから一口大に切ってお味噌汁の具にしてみました。 こちらも口に含んだ時はトロットした舌触りになのに、噛むとシャキシャキとした歯触りが独特で、おいしい!! やみつきになりそうです。 青物野菜が少なくなる冬場の最も寒い時期に、こうした繊維質や栄養素を多く含む乾物を食していた地元の先人の知恵は見習いたいものですね。 現在、当館は中央市農業振興公社の傘下にあるので、収穫した農産物を先人から受け継ぐ知恵で、健康的においしく消費できるような提案を皆さんにご提供できればいいなとも思います。 まゆこ
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