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2015年12月10日 (木)

葛でちょっと長い布を織ってみる(3)

Tomiko

 富子だけんど、あとちっとで今年もおわりだねぇ。正月の準備をしなきゃあならんで困るじゃんね。正月飾りだけは、資料館で作ったからいいけんど、年賀状はどうしっか。

 今日は、えらい遅くなっちゃたけんど、葛で織った布を見せるじゃんね。次々に書くこんができちゃったし、布はなかなか織り上がらんしで、遅くなっちゃったさ。

Dscn7894jpg2 葛の糸を横糸にして織る

 なにしろ横糸がどんどんなくなっちもうから、何回も作らなきゃあならんで大変だったさ。5月に最初の糸を作って、布にしたら、30cmくれえしかならんで、また7月頃に葛を取りに行って糸にして、それでも足らんでまた9月頃に葛を取りに行って、やっと1mばっかの布になったっちゅうわけ。あわててやると、しっかり醗酵しん先に水洗いをするこんになって、茶色い皮がちゃんと取れんから、捨てるとこが多くなっちゃたりしてだめさね。急がば回れで、ちゃんと時間をかけるとこは時間をかけんとだめっちゅうわけ。

Dscn7896jpg2 横から見たところ(道具はシンプル)

 こんだは(今回は)縦糸を細い糸にしてみたさ。ところが、細くするにゃあ、縦糸の本数も増やさなきゃあだめっちゅうわけ。いつもの「綜絖(そうこう)」だと50本たらずしか縦糸が張れんからね。ちょっとそこが反省点だね。

Dscn7893jpg2 布を巻き取る工夫をした

 進歩したとこは、布を巻き取れるようにしたとこさ。竹に刻み目を入れて、巻いた布が元に戻らんように固定しとうさ。最近になって知ったこんだけんど、発掘で見つかった古代の織機の布送り棒っていうのも、2本の木の棒で布を挟んで、巻き取った布が戻らんようの仕組みになってたね。人間が考えるこんだから、おんなし(同じ)ようさね。

Dscn8105jpg2 出来上がった布

 そういうわけでできた布がこれさ。取った糸の色が微妙にちごう(違う)から、縞模様になっちゃって、それはそれでおもしろいやね。この写真じゃわからんと思うけんど、縦糸が少ないから筵(むしろ)みてえに見えるとこが気に入らんさね。ほんだから次に機織りをするときは、縦糸を多くする工夫をしなきゃあと思って、今試作中さ。こうやって人間も進歩してきとうだね。

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