第4回ミニ企画展「ちょっと変わったお金たち」
資料館は今日が今年で最後の日となりました。来年は1月5日、火曜日から始まります。小正月の行事やら何やらでお忙しいかもしれませんが、9・10・11日は「小正月イベント 猿」をしますし、16日からは「ひな人形展」も始まるし、30・31日は「節分 豆まき」のイベントもありますので、寒いなどと言わずにどうぞお越しください。
ミニ企画ちらし
1月5日からは、ミニ企画展「ちょっと変わったお金たち」が始まります。
展示するのは、「渡来銭」と呼ぶ中国の銭、「絵銭」と呼ぶ銭にそっくりな貨幣類似品、「藩札・私札」と呼ぶ江戸時代の札、「軍用手票」と呼ぶ戦争中の」疑似貨幣です。
渡来銭は日本のお金ではないのに、日本国内で1000年も前から、何百年もの間使われました。
「絵銭」は貨幣の類似品で、まじないや記念品、おもちゃとして作られましたが、江戸時代のお金に混じって使われることもありました。
藩札・私札は江戸時代に大量に発行された、地域通貨であり、商品券とか手形です。金貨・銀貨・銅貨の不足を補うためや財政難解消のために発行されました。
大日本帝国政府発行の10ドル札
軍用手票は、戦争時において占領地からの物資調達やその他の支払いのために発行した疑似紙幣で、日本銀行ではなく日本政府の発行したものです。ですから、ドル札やペソ札などもあります。日本の敗戦で紙くずになってしまいました。
今回は通常流通した貨幣ではなく、おかしなお金ばかりを集めて展示しました。お金という大事な宝にこんなかくれた話があったのかということを見ていただきたいと思います。
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