石うすでソバを粉に挽く
富子だけんど、いよいよ寒くなったね。のど(喉)んいてえ(痛い)って言ってるしゅうが多いけんど、だいじょぶ(大丈夫)けぇ?
千石で風選したソバを、石うすで挽いたさ。
石うすでソバを挽く
上に乗っかってるのが、ソバの実で、下に落っこちてるのが挽いた粉と殻だね。プランターで穫れたソバのうち180gだけを挽いてみたさ。
1回目の様子
下に落っこちた粉をよく見ると、皮だけ剥けたソバも落ちてるさ。「蕎麦米」だね。これを拾えば蕎麦米として使えるじゃんと思って、篩(ふるい)でふるった後で拾ったさ。
2回目の様子
ふるって残ったソバをもう1回石うすで挽いたら、こんだ(今度は)粉と皮しか落ちちゃあこんさね。実はみんなつぶれて、粉と皮ばっかになったってこんだよね。
篩でふるった粉
篩にかけてふるったのがこれさ。1番粉も2番粉も全然区別がつかん感じで挽けたさね。180gのソバから、1番粉が75g、2番粉が70g、蕎麦米が5gとれたさ。殻は30gっていうことだね。計算してみると83%が食える部分だったっちゅうこんさ。ロスは少ないように思うけんどどうずらか。
ほれと石うすはなかなかたいしたもんだなあと思ったね。もっと粉の中に殻が挽かれちゃって分けられんと思ってたけんど、ちゃんと殻は入らんで粉だけ挽けたもんね。
石うすで殻がとれた蕎麦米
ほうして上の写真が拾った蕎麦米だけんど、5gじゃあ何にもできんから、ちゃんと剥く方法も試してみんとね。
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