ソバの脱穀と風選
富子だけんど、今日は中央市じゃあ「稲穂まつり」をやってるさ。早いもんじゃんね。あとちっとで今年も終わりだよ。歳ばかとってこまりもんじゃん。
今日はせんころやった、ソバの脱穀と風選のこんを書くじゃんね。ソバの茎もかなり乾いてきたとこで、叩いてソバの実を落としたさ。実を落とすにゃあ、竹を適当な長さに切って、その3分の1くれえをささらにして叩くといいだって。さっそく竹の棒を作ってもらって、それで叩いとうさ。
竹の棒で叩く
ソバの実が落ちてきた
ほうするといい感じに実がパラパラと落ちるさ。プランター4個分にしちゃあけっこう実がついてたさね。
ところが、実と一緒に葉っぱもこなごなになって落ちるっちゅうわけ。ほうなると、実と葉っぱが渾然一体となって、ちっとばっかの風じゃあ分けられんさね。
そこで「唐箕(とうみ)」のやっかいになるこんにしたさ。唐箕は山梨じゃあ「千石」とか「千石通し」とか言うだよね。
「千石」で風選する
ゴミが散らからんようにセットして準備完了。ところがまた箱の置き方を間違えちゃったさ。途中で気がついてちゃんとしたけんどね。どうして間違えるずらか。困ったもんじゃんね。
風選する前の様子
ね、すごいら。ホントに実があるだけ?っちゅう感じだね。ほんだから「千石」の風で実も飛んじゃあ困るようと思いながら、ハンドルを回したさ。
実だけになって落ちてきた
ほうしたら、大丈夫。ちゃんとゴミだけ飛んで、実だけが箱に落ちてきたさ。よかったよう。
穫れたソバの実
こんねんきれえになったさ。「千石」の力はすごいもんじゃんね。これを発明した人はたいしたもんだね。プランターだけで320gのソバがとれたさ。種は100gもらったから残りは畑に蒔いたけんど、畑じゃあ1kgちょっと穫れたから、13倍に増えたってこんだね。
ソバは実だけじゃあなくて、葉っぱもうまいっていうことを葉っぱがしおれてっから知ったさ。もっと早く知ってれば、葉っぱも食ってみたかったね。来年の楽しみにとっとくっちゅうこんだね。
« H27秋まつり終わりました! | トップページ | ミニ企画展 鉄瓶 ~実用の美~ (3) »
「豊富の富子」カテゴリの記事
- 大麦で麦茶を作った(2017.03.28)
- 麦と菜の花の春(2017.03.23)
- 日本で初めての音楽教科書(2017.03.19)
- 和宮下向当分助郷身分証明木札(2017.03.16)
- 本年度の学校見学は終了(2017.03.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント