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2015年10月 1日 (木)

郷土数学研究会の皆様に・・・

 先日郷土数学研究会の会員の方々が、計算道具展を見に来てくれました。数学の歴史を研究している方たちなので、和算やそろばん・算木などについて詳しい方たちです。

 私たちのささやかな展示を見に来てくださった上に、研究成果である資料もいただきました。

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 南アルプス市の神部神社の算額を復元したり、北杜市の熱那神社の算額を調査したりと、すばらしい成果を残しているグループです。

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 神部神社の復元算額をかわいい絵馬にしたものもいただきましたので、さっそくかざらしてもらいました。
 常設展示室にあるそろばんについても、大変古いものであるということを教えていただきましたので、紹介します。

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 壊れているところもあるので、今回のミニ企画展には出してなかったのですが、かなり大きいそろばんです。普通のそろばんと比べてみるとその桁違いな大きさがわかります。

 横の長さを測ってみると、普通のそろばんは39cm、大きい方は61cmもあります。桁数はどちらも27桁です。なんと桁違いではなく、桁数は同じでした。

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 五球は二つ、一球は五つで、球は手作りです。現在のように轆轤を使っていませんので、球の形は一つ一つ微妙に違いますし、そろばん球型というより、丸みを帯びてずんぐりしています。

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 桁には一十百千ではなく、石斗升合と書いてあります。

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 ひっくり返して裏側を見ると、底の板があったことがわかります。引き出し状になっていたと思われる桟があるのでわかります。写真と反対側の枠の方から底板を入れたようで、枠が一段低くなっています。

 このようなそろばんは、江戸時代も半ばまでさかのぼるものだそうです。資料館には本当にすごい宝物が眠っています。今回、それをさまさせてくれたことに感謝します。ぜひ展示に生かしたいと思います。

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