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2015年10月10日 (土)

平成27年度第3回ミニ企画展 「鉄瓶 ~実用の美~」 のお知らせ

 いよいよ温かいものが恋しい季節になりました。そこで資料館では、湯気の立つ鉄瓶を懐かしんでもらえる「鉄瓶 ~実用の美~」というミニ企画展を行います。

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 鉄瓶で沸かしたお湯で入れたお茶やコーヒーはおいしいといわれます。また、体に鉄分を補うことができるともいわれます。

 かつては囲炉裏の自在鉤に下がってどこの家にもあった鉄瓶。農家の日用品で、そのイメージといえば、煤けて黒くなった湯沸かしでしょうか。ところが鉄瓶はもともと茶道具である茶釜にその起源があり、煎茶が登場した江戸時代の中ごろに発明されたものなのです。

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 煎茶が登場し、手軽にお茶が飲めるようになると、使いやすい湯沸かしの道具が必要とされ、茶の湯釜を小さくし、取っ手と注ぎ口を付けた鉄瓶がたちまち全国に広まりました。

 茶道具に起源を持つことから、鉄瓶には茶道具の心が宿り、その意匠には遊び心があります。 

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 また、鉄瓶と言えば南部鉄瓶が有名ですが、そのルーツはなんと甲州にありました。南部四家といわれて江戸時代に活躍した南部藩お抱えの鋳物師のうち三家は甲州から南部に移り住んだ人たちの子孫です。

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 今、渋い味わいが再び見直されている鉄瓶ですが、その美しさは実用を追求したことによる美しさです。今回のミニ企画展では、その秘密に迫りたいと思います。

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