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2015年9月20日 (日)

晩秋蚕の上族

9月18日の夕方から始まった上族が、19日には最盛期となりました。蚕は少し目を離すと桑の葉の間で繭を作り始めるので、注意が必要です。桑の葉を食べずに、頭を持ち上げている蚕の中で、体の色が黄色く半透明になった蚕を、少し持ち上げると、糸を吐いていることがわかります。これらは回転蔟へと移します。しかし、なかなか動き回って、マス目に入ってくれません。

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18日の夕方にすべての蚕を蔟に移しましたが、帝京科学大学の女子学生さんが上族の手伝いをしてくれました。アニマルセラピーならぬカイコセラピーの研究をしているとのこと。最近の学生さんの間では、男子学生の方が蚕を怖がるそうです。
19日の朝見ると、大部分が繭を作り始めていました。この蚕の種類は、『黄白』という種類で、メスが黄色い繭を、オスが白い繭を作ります。繭は2日ほどで完成するようですが、作り始めは透き通っているので、中の様子がわかります。また、繭を作り始める時は、体の水分を放出します。写真を撮っていると、突然下の新聞紙にぼたぼたとおしっこが落ちてきました。回転蔟はこうしたおしっこが他の繭にかからないので、よい繭が取れるのですね。

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20日の朝見ると、うろうろしている「ごろつき〈?〉」は3~4頭だけとなりました。150頭を飼い始めて、病気の蚕が4頭程いましたので、145個程の繭ができるでしょうか?「ごろつき」さんの動向次第ですね。
今年はこれで養蚕は終了ですが、一年間では約1700個ほどの繭を生産したことになります。これらの繭をどのように使うか、検討中です。
そうそう、忘れてはいけないことがありました。夏蚕の繭の乾燥を南アルプス市の豊小学校の知り合いの先生にお願いすることができました。いつもは天日干しですが、とてもよい状態で乾燥できました。この場を使い、御礼申し上げます。
今回の繭の乾燥は何とか自力で考えたいと思いますが・・・

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