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2015年9月15日 (火)

人力稲刈り機を使ってみた

Tomiko

 富子だけんど、雨ばっか降ってアブラムシがついて困っとうもんだと思ってたら、いいやんばい(塩梅)の天気になってきたねぇ。道の駅を見てきたら、秋の野菜や果物がいっぺえ出てたよ。きのこも採れるし、これっから楽しみだね。

 資料館の展示物の説明をぼつぼつと替えてるだけんどさ。せんころ「稲・麦刈り機」て書いてある札を見つけて、どれんほうずらと思って探してみとうさ。「機」なんていう名前がついてるだから、鍬や鎌とはちごう(違う)からね。

 ほうしたら、「人力稲刈り機」ちゅうもんだってことがわかって、見にいったら確かにそういうもんが展示してあるさ。

Dscn8016jpg2 V字のところにも刃がある

 こういうもんがあると使ってみたくなるのが癖でね。さっそく黍を刈るのにいいじゃんと思って出してみたさ。ほうしたら鎌みたいな部品をワイヤで引っ張る仕組みになってるだけん、引っ張っても戻らんだよね。

 ほうなると館長のおでましさ。油をくれたり、ボルトをゆるめたりして、なんとか動くようにして、いよいよ刈れるかどうかの実験だね。

Dscn8009jpg2 鎌をレバーで操作して刈る

 ワラ束を挟んで、レバーで鎌を動かして刈るっていうのが使い方だと思って、そうやってみたら、刈れることは刈れるけん、これじゃあ鎌で刈った方が早いじゃんていう感じさ。

Dscn8012jpg2 押して切るのが正しい使い方

 ほれでまた館長が、ガーッと押していって束がいっぺえになったところで、レバーで鎌を動かして刈ってみたら、押してる間にかなりのワラが刈れて、鎌はうまく刈れなかった残りを刈る感じで刈れたわけ。力技だなと思ったけん、後で調べてみたら、それん正しい使い方だったさ。「V字部分のすきまに稲の株を入れて押し切り、レバーで鎌を操作し、刈り残しを切る」だって。

 立ったままで稲が刈れるっていうすごい発明だったらしいけん、腰は、かなりかがめんと刈れんよ。

Dscn8014jpg2 ニッサン稲刈機のプレート

 「ニッサン農機株式会社」製で、メーカーが書いてあるプレートがそんねん汚れたり擦れたりしていんから、あんまし使っちゃあねえだよね。実用新案登録がたくさんしてあって、いろいろ工夫がされてるみてえだけんね。昭和30年代に使われて、30年代の終わりにやあコンバインにとって代わられたっちゅうから、短い命だっただね。なんたって刈るしかできんからね。コンバインは刈った上に、束ねるっちゅうこんもできたから、負けちもうさ。展示されてる「人力稲刈り機」も、買ったけんどあんまし使わんうちにコンバインの時代になっちゃたずらね。

 これで実験はうまくいったし、説明も書けるしよかったよう。

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