いま初秋蚕の飼育中

こんにちは、まゆこです。

平成２７年７月２６日～初秋蚕の飼育展示を行っています。

8月2日の様子

　8月6日の様子

　本日8月6日は５齢3日目で、食べ盛りの元気なかいこ約500頭を見ることができます。

8月10日くらいに上蔟予定ですから、ここ数日は毎日ぐんぐん大きくなります。

かいこが葉の端をガシッとつかんで、頭を上下しながらもりもり食べる姿は圧巻です！　皆さんぜひ見に来てくださいね。

それから、

6月30日に収穫した春蚕の繭は、冷凍処理した後、現在天日乾燥中です。

繭1個の重さが1グラムくらいになるまで天日で干します。

　今回の春蚕は豊産でしたので、みなさんに「いい繭ができたね！」と褒めてもらえてごきげんなまゆこです。

こちらは折藁蔟でつくった繭。

自作折藁蔟での営繭状況。

　区画蔟でつくられたものより形や大きさが不揃いになりますし、玉繭（２頭で一つの繭をつくったもの）もできました。　

回転蔟から脱落したかいこちゃんたちをここに収容したので、上繭でないのはあたりまえですが、真綿をつくったりするには十分なので、少しでも蚕たちの命を無駄にすることなく大切にしたいと思います。

こちらは当館に収蔵されている昭和40年頃と思われる収繭の様子。「人が～うっ埋もれてる～！！」
同じく昭和40年頃とおもわれる旧中央市内で撮影された、収繭後袋詰めされる前の蚕棚に置かれた繭。

すごい量ですね！　とてもじゃないけど、資料館ではこんなにたくさん育てられないです！！

まゆこ