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2015年7月17日 (金)

夏越の祓の人形

Photoこんにちは、まゆこです。

P7051960

平成2775日の朝、中央市田富地区にある伊勢神社で「夏越の祓(なごしのはらい)」が行われました。

今年は、そこで配られた人形(ひとがた)を特別に資料としていただくことができました。

 

ちょうど当日は当館でも七夕まつりを開催していて、まゆこがいただきに伺えなかったので、中央市歴史文化ボランティアの加藤さんにお願いしたところ、写真も撮ってきてくれました。 

Dsc_2276ことしの伊勢神社で配られた人形は、半紙をひとがたに切ってあるものと、紙吹雪のように小さく刻んだ紙切れがありました。

Dsc_2279まず小さな紙切れを体にふりかけ、罪や穢れをうつし、それを人形で二つ折りにして挟むのだそうです。

Dsc_2281そして、三方にのせて、神主さんにお祓いしてもらうとのこと。

 

 「夏越の祓」は一年の半分が過ぎたところで、半年分の罪や穢れを除き去る祓えの行事。

 

6月で夏は終わり、7月から秋になるこの時期を「夏越」というそうです。

 

人形とは別に祓いの儀式として、茅(かや)でできた輪をくぐるということも行われます.

P7051956茅の輪をくぐる人々。 

 

P7051950茅の輪の左右には、笹が立ててありますね。

ここではしていませんが、その笹竹に短冊や飾りをさげることもあるようです。

夏越の祓と近い時期におこなわれる七夕や夏の道祖神祭りとも関連していそうな趣があります。  もしかしたら、山梨独特の七夕人形の系譜にも通じるのかもしれません。

 

それから、この神事が終了した後ですが、富子さんが写真に出ている茅の輪の実物をじっくりみてきたようなので、素材や作りなどをまたレポートしてくれると思います。

お楽しみに~♪ 

まゆこ

 

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コメント

こちらでは、6月30日ではなく、日曜日にするんですね。
茅の輪のくぐり方は、どんな感じですか? くぐり方が、場所によって異なるので、教えてください。

 実際にまゆこの目で儀式そのものを見ていないので申し訳ないのですが、
くぐり方に関しては、市教委 Iさんが取材したものを「広報ちゅうおう2008年8月号NO30 文化財と歴史」に書いています。
中央市HPから入って、広報ちゅうおう電子ブックpdfでみることができます。
のぞいてみてください。

そちらも暑いでしょうが、やまなしも毎晩寝れないくらいにひどいです。

館長は元気ですけど、「あ~」とか「う~」とか嘆き声をあげながら、明日のこどもまつりの準備をしています。

nontanさんもお体に気をつけてお過ごしください。

まゆこ

HPを見ました。
一般的な方法ですね。過日、大船渡市でくぐったときは、最初の左が省略され、右・左の2回だけくぐるものでした。
6月から現場に出ているため、職場で一番日焼けした人になっています。それも、来週でひとまず終了します。

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