大きくて美しい白と黄色の繭がとれました！

こんにちは、まゆこです。

山梨県蚕糸協会よりご提供いただいた「黄白（おうはく）」の収繭（しゅうけん）を平成27年6月23日に行いました。

結果は、白繭：61個　黄繭：45個　玉繭：1個でした。

ということで、オス61頭、メス45頭が無事に繭をつくったことになります。

 2頭で一つの繭をつくった玉繭は白と黄色の中間色でしたので、もしかしたら、すでにもうラブラブなオスとメスが一緒に中に入っているのかもしれませんね♪

収繭はご来館されたお客様にも作業を手伝ってもらいました！その様子を観ていただきましょう。

当館特製、2枚の区画蔟を装着したミニ回転蔟に2色の繭がつくられています。

回転蔟から外した区画蔟は、ずれないように箱枠にセットします。

つぎに、繭かき棒で一列ずつザックザックと繭を押し出します。

蔟から外れた繭は、周りに付いた毛羽をハンドル式の毛羽取り器できれいにします。

大きくて美しい2色の繭が全部で106個とれました!　玉繭分もいれると、108頭の蚕が無事に繭を作ったことになります。

この後は冷凍庫に入れ、蚕たちには永い眠りについてもらいました。

黄白の展示期間に合わせて、デイサービス施設の団体様や子供たちなど、多くの来館者がありました。

　みなさまにいつくしんでいただき、大切に育てた黄白の繭は、今後当館での体験イベントなどで使用していきます。

　わずか45個ですが、この貴重な黄色の繭を生かしたどんな工作やイベントが企画できるか？みなさんも楽しみにしていてくださいね。

まゆこ