蚕棚と5齢むちむちかいこ
気持ちよいほどにモリモリ桑葉を食べて、7センチほどに大きくなった蚕のからだはむっちむち!
全部でたぶん、600頭くらいだと思うのですけど、蚕たちの体が大きくなるにつれて、とにかく場所が足りなくなったので、エントランスホールには、なんと「蚕棚(かいこだな)」が新登場!
どうですか?
だんだん本格的におかいこ飼ってるかんじになってきましたよね♪
予定ですと、黄白100頭は今晩か明日には上蔟(まゆをつくりはじめる)します。
春嶺×鐘月約500頭は6月19日位からまゆをつくりはじめるのですが、いきものですからね。
さて、どうなりますことでしょうか?
中央市玉穂地区で撮影された昭和39年9月の写真で、裏書に「上蔟近し」とありますので、今の当館のカイコと同じくらいの成長具合の時ですね。
ちなみに「蚕棚」のことを地元の豊富地区では、「さしこ」と呼びます。飼育用の平かごを差し入れる棚だからということです。
当館で大人気のカイコたち、あと少しで繭をつくりはじめます。
むちむちのかわいいかいこたちに会えるのも、あと少しだと思うと、ちょっとさみしいまゆこです。
まゆこ
←中央市豊富地区の家の中でのかいこ飼育の様子。
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