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2015年4月28日 (火)

ミニ企画展「鏡」 (3)

姿を映す日用品(江戸時代)

 

江戸時代になると鏡は量産化され、広く庶民の間にも広まっていきます。一つの原型から大量に作る踏み返し鋳造の粗悪品も多くなります。材料も古代の鏡のように銅と錫を使うのではなく、銅と亜鉛を使うようになります。黄銅とも真鍮(しんちゅう)ともいい、今の5円玉と同じ材料で、青銅より安価です。いつごろ作られたものかを調べたかったので、柄鏡の写真を何枚も見ましたが、資料館にあるものとまったく同じ鏡を何枚も見かけました。つまりは同じ文様の鏡があちこちに出回っていたということにほかなりません。

文様は南天(難を転ずる意から)・家紋・蓬莱図・吉祥慶賀文などが多く、庶民感情に結びついています。特に鏡は婚礼道具となることが多いので、家紋やおめでたい文様がつけられたのでしょう。その意味では弥生時代から連綿と幸せを祈る呪具であるともいえます。

Dscn68932 松・竹・鶴・亀等の吉祥文様の鏡

Dscn68982 鏡の表側(当初はぴかぴかだった)

Dscn68992 使用しないときは布で包み箱にしまう

江戸時代には女性の髪形がだんだん大きくなっていくのに合わせて、鏡もどんどん大きくなっていきます。また、鏡は使っている間に曇っていき、映りが悪くなります。そのため鏡研ぎ職人が定期的に家を回って研ぎ直していました。2~3か月に一度、とのこやミョウバン・梅酢などで磨き、必要があれば水銀と錫のアマルガムでメッキをするそうです。

Dscn69492 使う時は鏡台に立てかけて使う

Dscn69152 鏡には作者名が入っている
 

 資料館には13面の柄鏡がありますが、そのすべてが作者を藤原とする鏡です。中には「天下一松村因幡守藤原義信」とか「天下一清水河内守藤原宗光」などの長い銘を持つものもあります。これらの長い銘を入れるのは江戸時代後期に流行ったのだそうです。

Dscn73522 鏡の拓本

 今回13面の鏡すべてを拓本にとりました。すると、それまで錆などにじゃまされて見えなかった文様がくっきりと見えるのです。文様を見るには写真よりいい方法化もしれません。

2015年4月25日 (土)

端午の節句飾り

Tomiko

 富子だけんど、昨日はやたら暑かったじゃんね。まったくなにょう着ていいだか、困っちもうよう。今日は曇りっぴで、また天気が悪くなるずらか。 

 うちでも孫が生まれたから、お節句の飾りをしてみとうさ。こいのぼりも、五月人形もうちの弟のうちのもんをもらったから、年代もんだよ。そうはいってもまだ20何年しかたっちゃあいんけんどね。それでも今のもんとはえらくちごう(違う)よ。

Dscn73192 20年以上前に購入した鯉のぼり

 この頃ほんとに鯉のぼりも幟旗も見んじゃんね。昔はどこのうちでも屋根より高くあげたもんどうけんど、今は3mくれえのベランダ用の鯉のぼりをあげるから、外からじゃあわからんじゃんね。せんだって市川三郷町で、幟旗と鯉のぼりがセットで立ってるのを久しぶりで見たさ。幟にはちゃんと家紋が二つへえって(入って)たよ。

 鯉のぼりも幟旗も、男の子の誕生を知らせて、神さんに来てもろう依り代として高くあげるだっちゅうよ。神さんに、ここに子どもがいるから、早く来て守ってくりょうって。

 江戸時代、武家の家では幟旗をたてて、立身出世や武運長久を願っただって。それに対抗して、庶民の家じゃあ五色の吹き流しを飾るようになっただって。それがだんだん鯉のぼりに変わっていくだね。ほうして竿の上にも矢車がくっつくようになって、どんどん流行が変わって行くだよね。

Dscn72812 武者人形のいる五月飾り(20年以上前に購入)

 矢車がつくめえは(前は)何んついてたずらかと思ったら、どうも丸く編んだ駕籠がついてたらしいだよね。20何年めえの(前の)五月人形にもついてるし、善光寺の御開帳に行ったら五色の吹き流しがいっぺえ立ってて、それにも丸い駕籠がついてたさ。江戸時代の終わり頃に「駕籠玉」って呼んではやり始めたらしいよ。しかも金色に塗って、派手にしただって。確かに五月人形の駕籠も金色に塗ってあるね。今矢車と一緒にくるくる回ってる球は、そのなごりだって。

Dscn73452 金色の駕籠玉(資料館の五月飾り)

Dscn73282 善光寺の吹き流しの駕籠玉

 矢車ん流行りだしたのは、昭和30年ころかららしいよ。駕籠玉のめえ(前)は何んついてたずらと思ったら、榊や杉なんかの枝を結びっつけて鯉をあげてただって。

 少子化だし、鯉のぼりをあげるにゃあ場所もいるし、金もかかるし、なかなかえらいこんだけんど、あげてやれば子どもも、親も、じいちゃんばあちゃんもうれしいよね。鯉のぼりんあがってるのを見ると、まわりの人も元気になる気んするよね。

Dscn73462 昭和52年購入の五月飾り

2015年4月24日 (金)

安産まつりに妊婦さん初日からぞくぞく来館!

Photoこんにちは、まゆこです。

Dsc_1909本日『浅利与一公 安産まつり』がはじまりました。

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9時開館と同時に、母子手帳を持った妊婦さんが続々来館されています。

午前中だけですでに11名の方に、安産石(産守玉)に触れていただき、当館特製安産守りを差し上げました。

 

中央市の方だけでなく、富士川町、山梨市、南アルプス市、笛吹市、甲府市、市川三郷町の妊婦さんに来ていただいています。

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「今回は是非無事に出産したいと思ってきました」

「一人目が難産だったので・・・」

「はじめての出産で不安だらけなので、安心するために安産石を触りにきました」など、

 みなさん切実な思いをもって、いらっしゃる方ばかりです。

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 いつもは常設展示室のケース内に入ったきりで、触れることのできない安産石(産守玉)ですが、今回初めて皆さんに触っていただく機会をもつことができ、ほんとによかったなぁと心から思いました。

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 古くから地域に伝えられてきた産守玉も、永い間担ってきていた本来の働きを取り戻して、いつもより輝きが増しているようにみえるのは、まゆこの気のせいでしょうか♪

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 職員の思い入れたっぷりの手作り安産守りも、妊婦の皆さまにとても喜んでいただくことができ、まだまつりの初日なのに感無量のような感じになっているまゆこです。

 安産石(産守玉)に触れることができる「浅利与一公 安産まつり」は平成27426()4時半まで開催しています。

 でも、安産守りは限定50個でお配りしていますので、最終日にはお配りするものが無くなってしまうかもしれません。ご了承くださいますよう、お願いいたします。

 

まゆこ

2015年4月23日 (木)

端午の節句「押絵」の前で鯉泳ぐ

Photoこんにちは、まゆこです。

Dsc_1893
ここ山梨県中央市でも、久しぶりに朝から晴れわたり清々しい朝になりました。

資料館入口の鯉たちも気持ち良さそうに泳いでいます。

 

これらの鯉たちに誘われて当館入口で写真撮影をなさっているお客様を最近よく見かけますよ♪

 

 

そして、幕のように大きな鯉たちの下をくぐっていらしたお客様の目に最初にとまるのは、ウインドウディスプレイされた端午の節句のお飾りや、人形たちです。

 

きょうは、その中でも、「押絵(おしえ)」をご紹介しましょう。

 

Dsc_1891「押絵(押絵雛)」は、幕末から明治・大正時代に盛んにつくられ、桃の節句、端午の節句に飾られました。

パーツごとに型をとった紙に綿をつけて布で包み、台紙に貼った人形を竹の串に取り付けて、木の台に差し込んで飾ります。

信州松本、秋田、酒田では城下町に住む士族の女性の手内職として発展したといわれていますが、山梨県では甲府市にあった雛問屋(松米・井八商店)で多く作られました。Dsc_1889
←「押絵」の裏側

高価な座り姿の人形に比べて手に入れやすいため、甲府盆地周辺の家々にも、売子によって売りさばかれたものと思われます。

今年ウィンドウに展示されている「押絵」のモチーフは、

・鎧姿の神功皇后と応神天皇を抱いた武内宿祢(記紀伝承上の人物で、神功皇后は新羅遠征で陣中に応神天皇を産み、赤子の天皇を抱いた武内宿祢を従え凱旋した様子をとらえたもの)

・源義家(平安時代後期の武将、八幡太郎と称し、甲斐源氏の祖である新羅三郎義光の兄)

・馬に乗った豊臣秀吉

・虎退治の加藤清正

・歌舞伎役者

・六歌仙

等の以上10点です。

 

Dsc_1888←残念なことに、頭部欠損で収蔵されている大黒様と恵比寿様ペアの押絵

 中には頭部が欠損していて、泣く泣く展示をひかえている大黒様と恵比寿様ペアの押絵もあります。

 三方にのせた小判を撒いている動作が福々しく楽しいので、展示できないのが惜しいなぁと思っているまゆこです。

 

端午の節句に飾られた「押絵」には 桃の節句のものとはまた違う趣があります。

大正時代以前につくられた貴重なものですが、ウィンドウ展示ですので、展示期間中はいつでも外から観ることができますよ。

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シルクの里公園に遊びにいらしたついでに、泳ぐ鯉をくぐって、是非、貴重な端午の節句の押絵たちにも会いにいらしてくださいな♪

まゆこ

2015年4月21日 (火)

ミニ企画展「鏡」 (2)

神仏への奉納物(奈良時代・平安時代)

 

平安時代になると日本で作る鏡は中国鏡のまねではなく、日本独特の文様が描かれるようになります。山吹・桜・萩などの花や、鶴・千鳥などの鳥が描かれ、浮き彫の調子もやさしくなります。平安時代後期になると錫メッキがほどこされ、貴族の化粧の道具としても使われました。しかし、目にできる多くは、高い山に奉納した鏡、経塚に埋めた鏡、仏像の胎内に納めたり、寺院の宗教的装飾に用いたりした鏡、本来化粧道具だったものを心願をこめて施入した鏡などです。

また、神社の御神体としても奉納されています。

日光男体山からは百六十枚、山形県羽黒山鏡池からは八百枚もの鏡が出土しています。修験者が、奉納者の姿を映した鏡を都からはるばる運び、奉納した報告にお札を届けたのだそうです。鏡を媒体として自身が行けない遠隔の地にも結縁したということでしょう。

法隆寺・大安寺・東大寺などの大寺には大量の鏡があり、お堂にはめ込まれていたり台に乗せられていたり、仏の光背につけられたりしていたそうです。大安寺では千二百七十五枚もの鏡があったそうです。

 

祈願の対象(鎌倉時代・室町時代)

Dscn71612 法隆寺西円堂

 

法隆寺の西円堂には二千五百枚もの鏡が保管されていますが、そのほとんどは病気平癒を願って奉納されたものです。病気になった体を映して仏様に奉納したり、病気が治った体を映して奉納したりしてさらなる健康を願うのです。西円堂では奉納された銅製品が一定量たまるとそれを使って梵鐘や仏具を作っているにもかかわらずこのようにまだ大量の鏡が残っているのです。現在西円堂は解体修理され、鏡は以前に奉納されたものではなく、復元品がつけられています。以前に奉納された鏡は宝物館に収蔵されているそうですが、今のところ公開はされていません。また、現在も鏡の奉納は受け付けており、法隆寺で用意した平安時代の銅鏡を写したものを奉納するシステムになっています。

Dscn71562 大量の鏡が柱に掛けられている

0852 今も奉納受付中

熱田神宮に奉納された鏡にも人の平和、幸福を祈った願文が見られます。伊勢湾に浮かぶ神島の八代神社の鏡は、海上交通の安全を願ったものだそうです。『土佐日記』にも紀貫之が海が荒れるのを鎮めるために銅鏡を海に投げ込む場面があります。

2月5日の段で、舟で大阪湾を北へ上る途中急に風が強くなり遭難しそうになりますが、船頭の助言に従って「眼でさえ二つあるのにたった一つしかない鏡を奉納いたします」と言って、海に投げ込みます。投げ込んだ鏡を惜しく思うまもなく、海は鏡のように平らになり、住吉明神の霊力を見せつけられましたが、従五位上の紀貫之にとっても、鏡は貴重品だったのです。

室町時代の後期になると柄がつけられるようになり、日用品としての趣が強くなります。柄がつけられたことによって鏡の後ろの鈕はなくなっていきます。

小麦の穂が出た

Tomiko
 

 富子だけんど、元気にしてるけぇ? 雨っぷりつづきだったけんど、久しぶりにいい天気になりそうじゃんね。ほんだけんどまだしめっぽくて布団は干せそうもねえ(ない)かなぁ。

 雨のおかげかどうか、小麦の穂が出たさ。去年は4月の終わりだったけんど、ちょっくら今年の方が早いかもしれんね。まあ去年は雪の下にうずもれてたからむりもねえけんどさ。まだまだほかの植物は、花は咲いても葉っぱは「これっから始まり」っちゅうもんが多い中、小麦はへえ実りの準備をしてるだからすごいじゃんね。

Dscn72942 小麦の穂が出た

 緑色の葉っぱの中から穂が顔を出してるのは、かわいいもんだし、力強いこんだよね。植物を見てるっちゅうと、元気ん出てくるようの気がするよう。

Dscn73072 こんなに太った実がついている

 小麦に負けんようにがんばってるのが、油菜さね。花は散って花の後に種のへえった鞘がいっぺえついてきてるさ。その鞘が日増しに太くなって、だんだん重くなってくのがわかるくれえさ。油菜の種が採れるのも楽しみじゃんね。どうやって使えばいいだかまた調べんといけんけんどね。

Dscn72972 花は散ってしまった油菜

Dscn72992 鞘が日々太ってきている

2015年4月18日 (土)

H27山之神社春の祭典(養蚕豊作と安産祈願・今福講)

Photoこんにちは、まゆこです。P4171385

中央市歴史文化ボランティアの会より

7名の方にお手伝いいただき、41710時からの山之神社春の祭礼に、祈願するための繭100粒と安産守り50個を持って、行ってまいりました!


Dsc_1807 先日掛けかえられた大注連縄をくぐって、50分ほどの急登で山之神社に到着しました。

 山之神社殿前には、およそ130名ほどの人々が集り、例大祭がとりおこなわれました。

 繭と安産守りも神主さんにしっかり祈願していただきましたよ!

Dsc_1795この例大祭には、中央市豊富地区の住民だけでなく、明治時代初め頃から続く講の方々もいらっしゃいます。
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 6人でそろいの法被を着て、きゅうりとトマトを奉納しに山梨県中央市田富地区から登ってきた今福講もその一つです。
 140年近くも続いているそうで、今でも3カ月に1度は7人が近所に集まり、山之神の掛け軸をかけて講を行っているとのこと。

もとは養蚕繁盛を祈願しに来ていたことが、この講中に伝えられている文書からわかるそうですよ。スゴイですね!

P4171368他にも、山之神社周辺には昭和50年代に建てられた東京講・上手山之神講中・関原豊蚕講の石碑、平成7年に新たに今福講のものがすぐ目につく場所に建てられていました。もっと古い時代からのものもあったのでしょうね。今度ゆっくり探しに登ってみたいと思います。

Dsc_1798

 また、玉串料を納めた人々の名が記された木札が並べられていましたので、そのお名前をみせていただきましたが、東京や埼玉、群馬方面からも数多くの方々がいらしていることが分かり、この方々がどのようないきさつで毎年こちらの山之神社にいらしているのか、質問してみたいものだとも思いました。

 特に観光地でもなく、普段はひっそりとした静かなしずかな里山なのですが、古来より広い地域から人々を呼び集めるパワースポットなのだとよくわかりました。

 そういえば、今日、登山口の大注連縄辺りではけっこう大粒の雨が降っていて、カッパを着たり傘をさしたりしていたのに、頂上に着いて祭礼がはじまる頃にはスーと清らかな光が木々の間から射しこんでいました。不思議ですねぇ。

登る途中、地元の人が「お山の神さんの力はスゴイだ!祭礼の時は絶対雨は大丈夫だから!」と励まされたのを思い出し、まゆこは辺りに漂う山之神の霊気を身の引き締まる思いで深く吸い込みましたよ。

P4171390
さ て、繭豊作と安産の祈願という任務を終えた私たちは、山之神社の少し下にあるお籠堂前で当番の上手地区の方々が用意してくださったおいしい豚汁をいただいて、心も体を温まって、下山の途につきました。

 

これで豊富郷土資料館で5月下旬からはじまる春蚕の飼育と424日~26日に行う安産まつりの準備は整いました! みなさん、来てくださいね!!

まゆこ

2015年4月17日 (金)

H27「春のこどもまつり」に来てね!

こんにちは、まゆこです。

恒例の「春のこどもまつり」のご案内です。

H27098

日時 : 平成27年5月2日・3日(土・日) 午前10時~3時

≪「春のこどもまつり」開催中の2日間はすべての方が入館無料となります。≫

内容:(1歳未満の乳幼児を除く中学生以下の子供がイベント参加の対象です。)

Img_0011H26の春のこどもまつりの様子。

手作りおもちゃや昔の道具で遊び体験

「弓矢」「魚釣りゲーム」「ゴム鉄砲」「竹のけん玉」「石臼ぐるぐる」の5つの昔の遊び・体験をクリアしますと、参加賞として風車キットをプレゼントします。どうぞエントランスホールにある工作場で完成させて、お持ち帰りください。

 シルクの里ウォークラリー

 資料館周辺の大福寺の薬師堂や観音堂、浅利与一の墓所や公園内の与一銅像等を巡り、簡単なクイズに答えていきます。20分ほどで到着するゴールの資料館で答え合わせをし、参加賞をもらいましょう。

(1、2ともに資料館入口の受付でエントリーしてくださいね。)

Dsc_0178 参加賞の風車キットをつくる様子

 その他、生糸をつくる道具(座繰り器)、火おこしの道具やそろばん等、随時触れて学ぶ体験もできます。また常設展示室内では、囲炉裏の部屋や移築した有泉家住宅座敷に飾ってある昭和時代の端午のお節句飾りの前で写真を撮ってみてはどうでしょう。

Dsc_0166 端午の節句飾りの前で記念写真でも撮りませんか?

 今年も豊富郷土資料館の「春のこどもまつり」では、たくさんの方々にきていただき、楽しんでいって欲しいです。

 おまつりに向けて、職員みんなで準備頑張ってますから!

いろいろな遊びや体験に参加してプレゼントをもらってくださいね♪

まゆこ

 

 

 

 

 

  

 


 

 

 

2015年4月16日 (木)

養蚕豊作を願う祈りのカタチ

Photoこんにちは、まゆこです。Dsc_1618

今年、417日に朝10時~行われる山之神社春の例大祭にあわせて祈願するため、昨年資料館で育てた蚕の繭と、安産まつりに妊婦さんに差し上げるお守りを持って、まゆこはお山の神さんに登ろうと考えています。

8時半に資料館を出発する予定です! 

平成6年頃に旧豊富村が制作した『蚕からの贈り物』という映像があるのですが、そこに映っていたある光景を復活できたらいいなぁと思って、今回は登ります。その光景とは、お山の神さんに繭を奉納し、養蚕の豊作を祈願する人々の姿です。

Dsc_1605 平成6年頃制作の映像「蚕からの贈り物」より繭の奉納シーン。

Dsc_1607_2 その繭の奉納のカタチがとても美しいんですよねぇ!

三方の上の檀紙にのせられた一つ一つの繭は、白い糸で何筋か数珠のようにつなげられていました。

映像をストップさせてよく見てみると、繭に穴を開けて糸を通すのではなく、二本の糸で繭を挟みこむように結束してつなげていることが分かります。

ザ、日本人の美意識!」とでも言いたくなるような、手間暇かけた繊細で美しい祈りのカタチですよね♪
 当時の豊富村民が、養蚕という生業にどれだけ特別な意気込みを持っていたかが伝わってきました。 

 当館では平成25年から蚕の展示飼育を開始し、収穫できた繭は、来館者用の工作に使用したり、繰糸や真綿ひき体験の材料にもなっています。

ですから、蚕たちに桑の葉をモリモリ食べて丈夫に育ち、大きな繭を多数つくってもらいたいのです。

 

Dsc_1609 残されていた映像をもとに、館長と試行錯誤してなんとか繭を糸でつなげてみました。


Dsc_1613 一つ目を結ぶ。

Dsc_1614 つなげる。

Dsc_1619 こんな感じにできた!

Dsc_1733_2

←江戸時代の終わりごろから養蚕の盛んなころは、関東一円からこの御札を求めにお参りする講があったそうです。

 また、今回はもう一つ、富子さんから託された安産の祈願もしてくる予定です。

山の神の祭神で、コノハナサクヤヒメの父であるオオヤマヅミノミコトにお祈りした御守りは、、424日~26日(金・土・日)に当館で行う「浅利与一公 安産まつり」で妊婦さんに差し上げます!

 中央市歴史文化ボランティアの会の方にも一緒に参加していただくことになり、今のところ8時半に資料館集合で繭と安産御守りを手分けして持って登山する予定になっています。 

 明日の朝は今日みたいに晴れるといいなっ♪

まゆこ

2015年4月15日 (水)

上蔟網(じょうぞくあみ)作れます!

Photoこんにちは、まゆこです。

 当館養蚕資料展示室のいろいろな「蚕網(かいこあみ)」のコーナーに新しい資料が仲間入りしましたよ!

Dsc_1749それは上蔟網を編むための道具です。
実は、寄贈されてからひと月ほど何に使う道具かはっきりしていませんでした。

Dsc_1733

 書籍などで類例を探している途中は、とりあえずこのような張り紙を貼っていましたが、

つい三日ほど前、国指定重要有形民俗文化財に指定されている「北上山地川井村の山村生産用具コレクション(第二分冊

2003年・岩手県川井村委員会)」を紹介した本の掲載資料から、

『縄網作り台』とわかりました。

さて、養蚕に使用する網には何種類かあり、目の大きさや素材や編み方に違いがあります。

この道具で作られる網は目の大きさから上蔟用の網だと思われます。 糸を吐き始めた蚕を蔟に移す時に使用する網のことです。 5齢の蚕のうち、体色があめ色に透き通り繭をつくる寸前になったものは、桑を食べずに上へ上へと登る性質があるので、この上蔟網を掛けておくと、蔟に移動させなくてはならない熟蚕だけを効率よく集められるというわけです。

 では、ここまで判明したらぁ~、当館のいつもの流れとしては、やっぱりぃ~♪「Let’s weaving!! さあ、編んでみよう!」(写真モデル:カンチョー)

Dsc_1735材料は藁縄です。まず経綱をでっぱりにかけて。

Dsc_1736枠木についている印を目安に緯綱をねじりを入れながらかけていき結びます。

Dsc_1737快調に半分まで出来てきた。

Dsc_1744緯綱の端の結び目から飛び出た綱は切り揃えて、枠から外して出来上がり。

Dsc_1748うんうん、ちゃんと出来てるね!

Dsc_1750

 展示室には、縄網作り台にこの上蔟網が掛かった状態のまま展示することにしました。

 そうでないと、何をつくる道具かわからないですよねぇ。

 よ~し、今度の春蚕の飼育(5月下旬から始まる予定)では、上蔟網も自作のものを使ってみようっと♪

 まゆこ、いまからワクワクしてます。

まゆこ

2015年4月14日 (火)

安産守り、もらいに来おし。

Tomiko

 富子だけんど、なんでこう雨ばっか降るずらかね。洗濯もんはかわかんし、せっかくしまっとう冬もんをまたひっつりだして着たりしなきゃあならんでかなわんねぇ。

 

資料館の「安産祭り」が近づいてきてえるねぇ。だんだんと支度ができてるから、祭りの日に、多勢の人に安産祈願に来てもらえばうれしいじゃんね。

 

妊婦さんは資料館の入場料は無料になるし、かええしい(かわいい)安産守りをやるからね。このお守りは「山の神」の福をもろう(もらう)ように、4月17日の春のお祭りで祈願をして来るさ。山の神さんは、いろいろなもんをいっぺえ(数多く)生み出す「豊穣の神さん」だからね。山のしゅうは獲物やら山のもんがいっぺえ採れるように願うし、里のしゅうは穀物やら野菜やらがいっぺえ採れるように願ってきたっちゅうわけ。養蚕をしてえる家じゃあいい繭んいっぺえとれるように願ったっちゅうこんさ。そういう神さんだから御利益はいっぺえあるだよ。

Dscn72672 お守りの準備はできた

このお守りにゃあ、材料っからいろいろ願いを込めて作ってあるさ。

 

見てみちゃあ。竹の中に赤んぼうが入ってるじゃんね。竹は神さんの依代(よりしろ)っていわれるし、ものすごい勢いででかくなるし、どんどんふえるし、悪いもんを払ってくれる力もあるだよね。お正月の門松は、歳神さんを迎える依代だし、七夕の竹もほうだよ(そうです)。祭りの場所で神さんを迎える清めた場所を区切って、笹の付いた竹で周りを囲うこんも良く見るじゃんね。ほの(その)竹にしめ縄を渡してさ。かぐや姫がどんどんでっかくなるのも、竹から生まれたからだしね。

 

Dscn72692 竹の中に入ったお守りの赤ん坊

ほれから「麻の葉模様」のおくるみだけんど、「麻」は昔っから、神さんの事に使われたり、魔除け・厄除けの意味があったりするっちゅうわけ。ほれに丈夫でどんどんまっすぐ伸びるから、赤んぼうの産着に「麻の葉模様」を使っとうだよね。昔は、災いを防ぐからっちゅって「麻の葉模様」を、お母ちゃんが一針一針縫って着せとうだってよ。

 

Dscn72722 麻の葉模様の布

 おくるみの中にへえって(入って)るは、繭からとれた真綿だよ。真っ白くひかって、軽いけんど丈夫で、やわらかくてぬくとい真綿は、昔っから神聖な行事に使われてたさ。赤んぼうが生まれるっちゅうと紅白の真綿をお祝いに持ってったり、真綿の帽子をかぶせたりしとうっちゅうよ。豊富の辺でもつい最近まで出産祝いの金を真綿に包んで贈ったっだってよ。

 

Dscn65732_2 白く輝く真綿

次は鈴のこんだけんどさ、鈴のシャラシャラいう音は、神さんを喜ばせる音でね、周りの汚れをはらって、清浄なもんにするっちゅう力があるだって。ほの(その)力は、悪霊だってやっつけちもうっていうからすごいじゃんね。子どもの着るもんに鈴を付けるっちゅうこんは、子どもを守ることになるだって。

 

最後に赤んぼうだけんど、繭でできてるさ。繭っちゅうは、長い糸がとれるからね。ほの繭のように長生きしろし(長生きしてください)っちゅう願いが込められているわけさ。かええしい(かわいい)し、赤んぼうを守るものばっかで作ってあるお守りが、好いぼこ(子)を授けてくれると思うじゃんね。

 

五月人形に衣替え

Dscn72382 桃の節句の片付け

 桃の節句のひな人形は多くの方に見ていただき、任務を終了して、収蔵庫にしまわれることになりました。ボランティアさんにお手伝いいただき、すみやかに片付けることができました。本当にありがとうございました。

Dscn72592 まず脚を置く

 代わって端午の節句のひな人形を、お座敷とウインドーに飾りつけました。今年は昨年いただいた座敷幟も飾られ、より充実しましたが、その上に、ボランティアの渡辺さんお手製の甲冑も飾られることになりました。

Dscn72602 狭いけど器用に結ぶ

 すでに段飾りが置かれたウインドーは、甲冑が入るぎりぎりの幅しか残っておらず、渡辺さんは甲冑の後ろ側から手探りで組み立てていくしかありません。

Dscn72642 兜をのせて完成

 館長がウインドーの外から鏡で様子を映し、渡辺さんはそれを見ながら面や兜を付けました。

Dscn72652 かっこいいね!

 ウインドーの様子はこんな感じです。ガラスの反射が写り込んでしまって見にくいですが、立派に飾れました。ぜひ見に来てください。とても紙と布でできているとは思えませんよ。

2015年4月13日 (月)

中央市関原の大嶽山丸山神社祭典準備

4月12日(日)朝から大嶽山丸山神社の例大祭の準備です。祭りは4月17日で、大鳥居の山ノ神の祭りと同じ日です。大嶽山の祭りは、旧豊富地区の関原と木原の人々の山神の祭りです。

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この祭りは関原の南北上下の4組で輪番で当番となり準備や祭式の開催を行っています。
関原のコミュニティーセンターを覗くと、当番地区の女性の方々が紙を裁断し、版木で御札を摺っていました。最初は和紙を御札のサイズに裁断し、これに神社の朱印を押します。最後に「丸山神社御祈祷守護)と書かれた版木に墨を塗って、摺ります。300枚を摺り、木原と関原の各戸に配布するとのことです。

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男性は丸山神社への道造りと社の清掃、入り口の旗建て作業を行うというので、山宮に向かいました。地図上での場所は聞いていたですが、初めてのことで、入り口を探すのに苦労しました。イノシシ除けのゲートを通り、急傾斜の山道を進むと、軽トラックが3台あったのでほっとしました。ところがその先はイノシシのヌタ場があっても人の足跡が途絶えてしましました。車のところまで戻ると、小さな沢をわたって、細い参道があったので、急斜面を葛篭折れに登っていくと、皆さんが東屋の前で談笑していました。
挨拶を済ませ、石祠のいわれや、神社のいわれなどを伺うと、昭和30年代まで、修験者の塚田良平さんという方が、この祭りを仕切っていたことがわかりました。資料館にある「大嶽山」のオオカミを彫った版木も、この方からいただいたものかもしれません。また、この社は大嶽山那賀都神社の末社であることも、「教文」という呪文からもわかりました。

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山を降りてきて参道に旗を建てるというので、それも見学させていただきました。大きな紅白の旗には「奉納大嶽山丸山神社」と書かれた旗で、昭和60年4月17日付けで個人が奉納したものです。約10mほどもある大きな旗が、青空になびく様は、地域の人々の祭りにかける厳かな祈りと、晴れやかな賑わいを感じさせるものですね。
本祭り17日当日の取材ができるかわかりませんが、この地域には、たくさんの祭りが脈々と受け継がれていることがわかり、とても幸せな気分になりました。
地元の当番の皆様ご苦労様でした。ご協力ありがとうございました。

2015年4月12日 (日)

上手地区の山之神社鳥居大注連縄づくり

Photoこんにちは、まゆこです。

Dsc_1709 去る平成27458時半から11時半に行われた、山梨県中央市(旧豊富)の「お山の神さん登山口鳥居の大注連縄作り」についてお伝えします。

417日に行われる山の神例大祭の準備として、今年も登山道入り口の大注連縄が新しいものに掛けかえられました。

  

Dsc_1614 この注連縄は中央市豊富大鳥居の6つの地区が順番に担当して準備しますが、今年平成27年は上手(わで)地区(50人ほど)の人々が信徒総代の土橋さんを中心につくり上げました。今回使用する藁は信徒総代土橋さんの畑で、この日のために特別に肥料を多くやって、丈が長くなるよう栽培したこだわりの「コシヒカリ」が40束(10株を一括りにしたものが1束)用意されていました。

 これらの藁は前日までに余分な葉や折れたものを取り除く「藁選り(わらすぐり)」という作業を済ませ、一晩水に浸けて柔らかくしておいたものです。

 昨年の担当であった水上地区は丈の長い「農林22号」という品種を使用していたのですが、上手地区では柔らかくて締めやすいという理由で今回は「コシヒカリ」の藁を用意していました。

 注連縄作りの流儀はその年の担当地区にすべて任されているので、興味深いことに6つの地区どうしで、ほんの少しその出来栄えを競うような空気もあるようですね。

 

Dsc_1576さて、大注連縄を作るにあたって、まずこのような装置を設置します。太く長い縄を順に綯うためのもので、写真は綯いはじめの太縄が横に渡した丸太に引っかけてある状態です。

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この太縄は3本の藁束を左締めしたものからできているので、ここで、信徒総代の土橋さんから太縄の周りで3つのグループに分かれるよう指示が出ました。

グループごとにそれぞれ藁束を継ぎ足しながら左締めになるようねじっていきます。

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その他、継ぎ足す適量の藁束を作る人、その藁束を手渡す人などのグループに自分たちで自然に分かれて手際よく作業が進んでいきました。

途中最前線で藁を左締めしている3つのグループが全員で声を掛けあって時計回りに回転して一本の太縄に締め上げていく様は迫力があり、たいへん見ごたえがあります

このようにして締め上げられて長くなっていく縄は、また別の担当者が引っぱり、次々と引き上げていきます。

このやり方はとても簡単な装置を組むだけで行われますが、別個に作った3本の縄を一つにまとめるよりもはるかに太く引き締まった縄を綯うことができるそう。

これらの合理的な太縄づくりは、後世に是非伝えていきたい地域の技術遺産ではないかと、思いますねぇ♪

 太縄は12メートル程になるまで綯い、針金で縛って完成です。

 

Dsc_1663次に、太縄は鳥居下に運ばれ、両端に「かんざし」と呼ばれる房のような飾りをつける作業に入ります。 十字に竹を打ち込んだ周りに藁束を縛りつけ、縛ったところから折り返して、その上からさらに縛ると房飾りのような造作になります。

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 片側の「かんざし」ができたところで実際に鳥居に掛けてもう一方の「かんざし」をつくる位置を調整します。

 両端の「かんざし」が出来上がったら鳥居の中央にあたる太縄の真ん中を針金で止め、前日に信徒総代の家で作っておいた飾りを中央に垂らして、完成しました。

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 みなさん、見事な出来栄えに満足されていました。

 

 体力の一番必要な太縄を締める場面では、口々に「えらいこんだ!」「ねじるのに腕が疲れる」「上に持ち上げていくのもえらいだよ」「若い衆、誰かおらんけ?かわってくりょ(→でも30代くらいの力のありそうな若者は一人もいない・・・)」などという言葉があちらこちらから飛び交っていましたが、完成に近づくにつれ、「お山の神さんのことはいい加減にすると、ばちが当たってこわいからね」「何事も一人ではできんから、仲間の力を借りてやればできるだ」に変わり、最後には土橋さんをはじめ、上手地区のみなさんが「えらいりっぱにできたじゃんけ!」「上手地区、54戸の魂が入っている!この見事な注連縄は上手地区の結束の象徴だよ!」と今年の注連縄の出来を誇らしげに語り合っておられました。

 まゆこは今回はじめて、山の神社大注連縄作りの一部始終を観せていただきましたが、上手地区の人々の手によって、バラバラだった藁束がひとつの固く強い太縄となり、「かんざし」も付き、魂のこもった注連縄に変化していくその様は、まさに地区の結束力を確め・高める、民俗的で神聖な儀式そのものでした。

 久しく感じたことのないほどの高揚感を味わう感動体験となりました。

 

 大注連縄作りを見せてくださった上手地区の皆さんに感謝いたします。

まゆこ

乙黒桜が満開

P4110725 乙黒の通りの桜

中央市玉穂地区の乙黒桜は、かつて笛吹川の土手にたくさん植えられ、明治時代から大正時代には、「乙黒の花見」と言われ、時期には花見客で一杯だったと言われています。乙黒桜はソメイヨシノよりも約10日ほど遅く咲く白い花びらの桜で、花弁がやや大きめです。同時に葉も出ることから、山桜の仲間とも考えられていますが、花が塊になって咲いている様子

P4110727 乙黒桜

P4110728 玉穂ふるさとふれあい広場

は、なんとも優美な感じです。学名かどうかはわかりませんが「コマツナギ」という種類のようで、この桜を「タイハクザクラ」と命名しているところもあるようです。乙黒桜は昔からこの地域で愛されてきた桜ですが、今、市内にはあまりありません。市内を乙黒桜の名所にしていくこともよいのではないですか?

2015年4月11日 (土)

中央市ふれあい福祉歩け歩け大会が豊富地区で開催

4月9日、前日雨で延期となった中央市社会福祉協議会主催の「歩け歩け大会」が花曇りのこの日に開催されました。農村公園から豊富地区の関原にある石原家を巡り、大鳥居の大福寺を見学し、シルクの里公園で昼食後、資料館を見学して、農村公園で解散という一日でした。

P4090708 ボランティアさんによる案内

P4090713 薬師堂

P4090718 観音堂

中央市歴史文化ボランティアの会員は、大福寺の観音堂や薬師堂の文化財となっている仏像、平安時代~鎌倉時代の甲斐源氏の武将「浅利与一」の墓などを説明、案内しました。

Dscn72442 熱心に資料を見つめる

資料館には130名を超える参加者が入館され、膨大な民俗資料や、珍しいひな人形などを見学していただきました。初めて入館した方々は、その資料の膨大さに圧倒されたり、感動したり、懐かしがったり・・と様々でした。

Dscn72492 外で輪投げを楽しむ

これを機会にぜひ多くの方々に、お出でいただきたいものです。

2015年4月 7日 (火)

「浅利与一公 安産まつり」のご案内

Photoこんにちは、まゆこです。H27097  このたび、浅利与一公の子供の誕生にまつわる「産守玉(安産石)」の、ご利益を分かつことを目的としたおまつりを開催いたします。

期間:平成274月24・25・26日(金・土・日)午前9時~午後4時半

 ①母子健康手帳持参の方は無料入館できます。 

 ②母子健康手帳持参の妊婦さんは、「産守玉(安産石)」を触っていただき、安産をお願いできます。 

  ③安産祈願をした妊婦さんには、大鳥居の山之神社で祈願した繭をつかった御守りを差し上げます(先着順で限定50個)。

Dsc_1721 ←妊婦さんに差し上げる御守り

Dscn6408「産守玉(安産石)」

おまつり当日は、エントランス中央に「産守玉(安産石)」を展示し、母子健康手帳提示の妊婦さんに「産守玉(安産石)」に触れていただく予定です 一般入館者で家族の安産祈願を願う方も触れることができます。

※多くの方が触れるので、「産守玉(安産石)」に触れる前には手を消毒していただきます。 

 

※展示は特殊なアクリルケースで囲い、1か所の穴から手を入れて触れることができます。

099_2←中央市広報「ちゅうおう」平成27年4月号に特集されています。市HPからも見ることが出来ますよ!

『今から850年前の424日、浅利与一公が源平合戦において、その強弓で活躍していた時、敵の石弓から放たれた石弾が、与一公の乗った舷側を突き破った。

戦の後、この石を持ち帰ると、不思議なことにちょうどその時に与一公の妻が玉のような子を産んだことが分かった。

以来、この石を「産守玉」と呼び、安産の守り石として近隣近在の人々にも貸し出され、大切にされたという』

 

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富子さんが製作した御守りは、健やかな成長を願う竹に入れられ、魔除けの真綿を入れたガーゼのおクルミに包んであります。

赤ちゃんの顔は繭を使い、長い糸がとれることから長生きの願いを込めています。

なお、繭と真綿は当館で育てた蚕のものですよ!

 

常設展示室ガラスケース内に大切に展示されており、いつもは触れることのできない「産守玉(安産石)」ですが、郷土に伝承されてきたエピソードにちなんで、是非この機会にそのご利益を皆で分かち合えると良いと思います♪ 

 

まゆこ

 

2015年4月 5日 (日)

大鳥居千本桜開花情報4+シカの話

千本桜の様子を見に行ってきました。

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入り口のあたりは8分咲きとなり、鳥居のところも5分から7分咲きですが、去年より花数が少ないみたいです。中には花びらもちらほらと散り始めています。

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さて、林道からの桜は3分から5分咲きですが、さらにその上の桜を見るために、林道を登ってみると、10丁目くらいまで、桜が咲き始めています。今年は上まで咲くのが来週後半でしょうか?ちなみに、林道は水神さんのところで交通止めになっています。この山の岩質はもろいので、あちこちで崩れており、道路を直しても、まだまだ危険な状態のようです。歩く人も気を付けたほうが良いですね。

さて、追加で、今日は驚いた話をします。

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朝の散歩で、釜無川の土手を歩いていた時のことです。鏡中条橋の近くで、土手を駆け下りる動物がいました。大型のイヌか?と思い、こわごわ近づくと、それは2頭のシカでした。

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若草側から、田富側に川を横切って走り去り、藪の中に消えてしましましたが、さて、どこから来たのか?これから2匹はどうなるか?無事に山に帰るとよいのだけれど・・・

2015年4月 4日 (土)

トイレの神様

Tomiko

 富子だけんど、今日は朝っから夕方のようの天気じゃんね。ほんだから公園も土曜日だっちゅうに、人があんましいんようだね。

 

うちでもやっとこさっとこ、下水道をつなぐことになったさ。下水管をめえに(前に)工事んしてある本管につなぐ工事をして、いよいよ浄化槽をつぶすだんになっとうさね。 

浄化槽をつぶすときにゃあ、櫛と鏡と口紅を用意しておくようにって下水道工事の業者さんに言われて、「うわ!トイレの神様へのお供え、今でもやるだねぇ。」と感動したさ。「見てみたいもんだよう。写真も撮りてえよう。」と思っとうさ。

 

私がちっくいころのこんさ。家の便所(当時はトイレなんちゅう、しゃれたことは言わなかったからね)をつぶすときに、いっさら化粧なんちゅうこんはしたこんがねえお母ちゃんが、コンパクトやら口紅やらをどっからか手に入れてきて、「便所の神様はきれいずきだから、化粧品や鏡をお供えするんだよ」って言うさね。便所をつぶすところは見てなんだから、どういうようにお供えしただかしらんけんど、生まれてはじめてお供えするとこを見られるチャンスっちゅうわけさ。

0843 お供えするお酒・塩・化粧道具

当日は、まず最初に、浄化槽を清掃業者に頼んできれいにしてもらってさ、固いプラスチックでできた浄化槽の底に、鉄の棒を打ちっつけて穴を開けたさ。これで浄化槽の役目はおしめえさ。そけえ(そこへ)櫛と鏡と口紅を入れて、塩と酒をまいて清めとうさね。本当じゃあ神主さんにでも来てもらってお祓いもしてもらうずらけんど、うちの場合は下水道工事屋さんが代わってやってくれたことだね。

0822 浄化槽の底を抜く

トイレの神様(厠神)っちゅうのは民間信仰のひとつで便所に祀る神様さね。トイレに神様を祀るっちゅうは、日本中でやってるから、植村花菜の「トイレの神様」っちゅう歌もみんなんに受け入れられたっちゅうこんだね。便所神とか、雪隠神とか、手水神とか、呼び方はいろいろだけんど、みんなトイレのことだよね。

0812 化粧道具を入れる

0832 塩で清める

わたしちっくいころは、「便所のそうじをはんでしろば(よくすれば)、きれいなぼこ(子)が産まれる」とみんなが言ってたねぇ。厠神はきれい好きだからだね。口紅をお供えするのだから厠神は女の神様かと思ったら、男女神ちゅう説もあるらしいさ。

 

昔の便所は、今みたように、水洗でピカピカなもんじゃあなかったからね。便器の穴から下をのぞけば、し尿が直接見えるしさ、はねかえっておつりが来るこんもあるからね。足を踏み外して落っこちでもしろば、えらいこんだよ。ほんだから便所は、あの世とこの世の境目っていわれて、神さんを祀る場所になっとうだね。

H27企画展「山梨の遺跡発掘展2015」

Photoこんにちは、まゆこです。

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「山梨の遺跡発掘展2015」

開催期間:平成27418()614日(日)
     なお、418日・19日(土・日)は展示解説日で入館無料になります。

場所:中央市豊富郷土資料館 企画展示コーナー 

 この企画は、山梨県埋蔵文化財センターが山梨県立考古博物館企画展示室において37日から45日まで開催していたものの巡回展です。

 今回は平成26年度に行われた県内遺跡の発掘調査の最新情報などを写真・解説パネルで紹介します。当館恒例の企画の一つで、山梨県埋蔵文化財センター・県立考古博物館と共催です。 

  皆様のご来館をお待ちしております。

 

まゆこ

2015年4月 2日 (木)

アブラナにハナアブ

Tomiko

 富子だけんど、まいんち(毎日)館長が花の様子を書いてるじゃんね。そんくれえ今は花でいっぺえさ。昔話に出てくる山里みてえだよ。ほんとにこの世の極楽みてえなもんさ。

 朝来るとき、豊積橋の上から王塚古墳の桜がきれえに見えたから車ん中から写真を撮っとうさ。

Dscn71862_2 豊積橋から南を見る

 右っかわの方のピンクのこんもりしたとこん王塚だからね。左の方にもちっくいこんもりしたとこが見えるけんど、そりゃあ伊勢塚っちゅうだよね。フロントガラスん汚れてるから、きれえに写らなんどうけんど、本物はきれえだよ。

Dscn71942 アブラナにハナアブ

Dscn71952 大きくしてみた

 資料館のアブラナも今を盛りに咲いてえて、ハナアブが来てるさ。柱の陰にかくれてじっとしてるっちゅうと、何匹も飛んできちゃあせわしなく花粉を食ってるさ。ちっと動くとすぐ逃げちもうから、棒になったつもりでじっとしてカメラを構えてとうさ。図鑑で調べてみたら、アブの仲間のシマハナアブらしいさ。ミツバチに似てるけんど、ハチじゃなくてハエの仲間だってよ。アブにがんばってもらって受粉できろば、実がたくさんなって、菜種がたくさん採れるじゃんね。

 セセリチョウも来て水を飲んでたさ。春になったとたん虫も動き出すもんだねえ。

Dscn71902 桑の芽が出た

 クワも緑の芽が出てきたさ。あとちっとで蚕を飼う季節だねえ。今年は蚕の豊作を山の神さんに祈願してもろうつもりで、館長ががんばって準備をしてるとこさ。でっかくて硬い繭ができろばうれしいいよう。

 

 

とまチュウ現る とまチュウバスも

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P4010509 シルクの里公園の入り口に、赤い大きなものが子供に取り囲まれていました。さっそくカメラを向けると、とまチュウでした。とまチュウP4010513

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はフレンドリィに入っていきましたので、昼食後に散歩に出ると、コミニティバスいました。
ぐるりとまわりを眺めると、浅利与一さんの隣にとまチュウの姿が大きく描かれていました。

明るいとまチュウと与一さんで飾られたバスを、たくさんの人が利用するとよいですね。

2015年4月 1日 (水)

大鳥居・山ノ神千本桜の開花情報3

温かいですね。県内でも昨日は25度を超えたところもあったようですね。桜の開花もさらに進んで、甲府盆地では満開宣言が出ています。

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山ノ神の桜はどうでしょうか?入り口のところででは2~4分咲きといったところです。

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鳥居の周辺では1~3分咲きでしょうか?木によっても進み具合は異なるようですが、5日(日曜)のしめ縄つくりの日には、5分以上の開花となり、新しいしめ縄が桜に映えると思います。

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更に登って、林道入り口の山ノ神登山道入り口では、開花宣言というところでしょうか?古木の桜が、どれだけ花をつけるか、心配です。

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なお、下ってくると、集落の間には、桃の花が咲き始めています。4月3日は、山梨の桃の節句です。お弁当を持って、野遊びに行きましょう。

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