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2015年2月26日 (木)

ミニ企画展「温まる・しのぐ」(3)

今日は部分暖房についての2回目です。

湯たんぽ

 

湯たんぽは「湯湯婆」とか「湯丹保」と書かれました。普及したのは江戸時代で、陶器製でした。大正時代にブリキなど金属製のものが作られるようになりますが、戦時中物資が不足すると再び陶器製になります。非常用水の貯蔵や水枕としても使われたようです。

 

形はかまぼこ形と現在主流の亀の甲羅形がありました。甲羅形の湯たんぽにある波は、薄い鉄板の強度を増すために施された工夫です。ここ数年体にやさしいエコな暖房器具として見直されています。

 

Dscn63152 元祖湯たんぽ 陶器製

Dsc_58252 ブリキ製と同形の陶器製

Dsc_57922 戦時中の湯たんぽ

行火(あんか)

室町時代に、禅宗の僧侶により中国からもたらされたといわれます。土製のやぐらに炭火を入れた火入れを置き、上から布団をかけて手足を温めました。一人で持ち動かせるので、「行」=動かせるという字が使われています。昭和30年ころまで使われていました。小さいものなので一人か二人でしか使えません。炬燵が使われるようになると使用されなくなりました。

Dscn67152 陶器製行火

 豆炭行火

 昭和34年に「品川燃料」という会社が「品川あんか」という名前で世の中にデビューさせ、発売と同時に新聞・雑誌・テレビを通じて大々的に宣伝し、「豆炭一個で24時間保温」のキャッチフレーズを全国に浸透させました。最盛期は年間三百万個以上も売れる大ヒット商品でした。現在、「ミツウロコ」や「十全」という会社でも生産されていて、アウトドアの人気で息の長い商品になっています

Dscn67312_2 発売中の豆炭行火と豆炭
 

 豆炭は石炭を粉末状にして消石灰などと混ぜ合わせ豆のような形に成型し、乾燥炉で焼成して作られます。製造ラインは練炭と共通しています。

 

 

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