米の収穫
富子だけんど、えらいご無沙汰しちゃったじゃんね。甲州弁を待っててくれる人もいるっちゅうにわりいこんどう。
資料館の屋根が直って、今日足場をはずしてるとこさ。2月の大雪でおえたとこがようやっと今直ったさね。寒くなるのはしょうんねえけんど、あんねに大変雪は降らんでもれえてえもんじゃんね。公園の遊具も直してるっちゅう話だから、はんでお客さんが来てくれるとうれしいよう。
プランター田んぼにもスズメが来るようになっちゃってさ。はんで稲刈りをしなきゃあだめだわと思って、稲刈りをしとうさ。まだまだ稲刈りをしちゃあいん田んぼも多いから、人並みの稲刈りっちゅうこんかもしれんね。
正月飾り用にプロの作っとう稲ももらってあるだけんど、全然背の高さがちごうね。やっぱりプロはプロだね。いい米を作ってくれる農家の人がいるから安心して飯を食えるっちゅうこんさ。ありがたいこんどう。
日の当たるとこへはざがけしてちっとでもうまい米にしっかと思っとうけんど、甘かったね。上からも下からも横からもスズメにゃあ届かんらと思って安心してとうさ。2~3日たってから見たら、藁が下にいっぺえ落っこってるじゃん。直接米には届かんけんど、藁を引っ張って抜いちまってさ、下に落っこちたやつを堂々と食ってたってわけさ。まいっちもうね。これじゃあスズメの方がずっと利口だったわ。
プランターに植わってる時と、はざがけにしてる時のスズメの食った米はかなりになると思うから、残りを人間が食うこんになるね。千歯扱(せんばこき)で脱穀して、磨臼(するす、すりうす)でもみすりをして、搗臼(つきうす)で精白をしてみてえと思ってるけんど、館長に駄目出しされるかもしれんね。磨臼が使えんでも、搗臼の代わりになるもんは探せばあるかもしれんから、なんとかなるらよ。楽しみにしてとくんねえ。
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