今年は2度ある十三夜!
お月見と言えば「十五夜」が一番ですが、旧暦の9月13日である「十三夜」は十五夜に次いで美しい月だとされ、古来よりお月見をする日です。 当館の所在する地域でも、十五夜に月見をしたら必ず十三夜にも月見をするものだといわれてきました。十五夜だけの月見は「片見月」と言って嫌われたそうです。
ウィンドウディスプレイは現在「お月見」がテーマなので、ことし
2014年の十三夜、すなわち旧暦の9月13日にあたる日は何日だろうかと調べて、10月6日(月)と解説に記していたのですが・・・・・、
なんと、今年の十三夜は2回あるというじゃないですか!? 資料館スタッフのMさんが教えてくれました。
「えっ、ウッソぉ~!?」と俄かに信じられず、とりあえずネットで調べてみることに・・・。
ヒットした中日新聞電子版の記事を掻い摘まんでお伝えしますと、
なんでも『旧暦は約3年に一度、閏月を挿入して暦を調整することになっている。今年の場合は9月の後に閏9月が入るので、暦の上では9月13日が2回出現する。2回目の十三夜のことを「後の十三夜」と呼び、今年は11月5日{水}がその日に当たる。これは171年ぶりのことで、前回「後の十三夜」があったのは1854(天保14年)』だそうです。
秋のお月見3回目も是非楽しみたいものですね!
また、十五夜は「芋名月」といわれ、十五個のお団子とサツマイモや里芋などのイモ類を中心にお供えしますが、
「栗名月」・「豆名月」とよばれる十三夜では、栗・豆類を主な供物とするそうです。
そしてお団子の数は13個!
こしらえたおだんごを実際にお供えしてみた人ならわかると思うんですけど、意外と15個と13個のお団子をきれいに山型に積むのは難しいです!! まゆこは毎回毎回、こうでもない、ああでもないと頭の体操をひとしきりしてから飾っています。 そんなのまゆこだけでしょうか? みなさんも一度おだんごを積んでみてください。 売っているお団子セットは十五夜用のものでも数えてみるとけっこう積み易い14個だったりしますからぁ~♪ 今度よ~く見てみてください。
では、最後にもう一度確認しておきましょう。
平成26年(2014)の十三夜は、1回目が10月6日(月)、2回目が11月5日(水)ですよ!
美しい月を眺める機会が増えるとともに、お団子も2倍食べられる~♪グフフッと喜んじゃったまゆこです。
まゆこ
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