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2014年8月12日 (火)

ミニ企画展「思い出を撮ったカメラたち」 その2

今日もとても珍しいカメラの紹介をします。それは「No2ブローニー」というカメラです。乾板写真の時代は、大きなカメラと重いガラス乾板を持ち歩かないと写真が取れませんでした。しかも現像には水銀を使うので有毒な化学物質が発生するのです。

 Dscn57902   100年以上前に売り出されたカメラ

そんな写真を一般大衆のものにしたのがイーストマンでした。ロールフィルムの開発です。それを使用する小型カメラを、「コダック」と名付け、

「あなたはボタンを押すだけ、後はコダックが全部やります。」

との触れ込みで発売しました。1888年(日本の明治21年)のことでした。100枚の画像が撮影可能なフィルムがあらかじめ装填されていて、ユーザーは百枚撮り終わったらコダックにカメラを送り返すのです。そうするとプリントされた写真とフィルムを再装填したカメラが送り返されてくるのです。これはロールフィルムを使った世界初の製品です。

Dscn57912 取っ手にはブローニーのロゴ

コダックは続いて1900年に6枚撮りのボックスカメラ「ブローニー」を1ドルで発売し、青少年を含む大衆に一気に普及させました。翌年の1901年には8枚撮りの「NO2ブローニー」を発売します。この規格のフィルムは現在も中判フィルムとして愛用されています。

Dscn57802 来て、のぞいてみてください

 次は二眼レフカメラです。1929年(日本の大正4年)フランケ&ハイデッケが「ローライフレックス」というカメラを発売し、二眼レフカメラのブームを起こします。カール・ツァイスのレンズを使ったことや、当時は引き伸ばしプリントが一般的ではなかったので、フィルムの大きい二眼レフが見やすかったことなどから人気を博したのです。日本のカメラメーカーもさっそく真似をして作り、こぞって「フレックス」と名前を付けました。資料館には最初の国産二眼レフカメラを作ったミノルタの「ミノルタフレックス」、光学ブランドして一流だったエルモの「エルモフレックス」、中間くらいの「プリモフレックス」、B級メーカーの作った「ライラフレックス」の4台があります。

Dscn57952液晶とはちがいますね

  このうちプリモフレックスは、ファインダーを覗いてみることができます。景色はさかさまにはなりません。鏡が入っていてうつった画像を反転させてくれるからです。

Dscn58032  ファインダー部分は折りたためます

  ミノルタフレックスは昭和25年発売の「ミノルタフレックス2」で今も鮮やかにファインダーに景色をうつしています。肩の部分の金具には「メイドイン オキュパイド ジャパン」とあって、占領下の日本で作られたということがわかります。

Dscn58022 小さい文字です

 

 

 

 

 

 

 

 

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