稲と綿近況報告
富子だけんど、昨日は悪かったじゃんね。気持ちんわり(悪)いもんを見せちゃって。ほんだから今日はちっと気もちん良くなりそうの写真を見てもらわっかと思ってるさ。
喜んどくんねえ。資料館の稲もいっちょうまえに出穂しとうさ。なんたってプランターで育ててるし、田んぼのように水が入らんから、暑い日にゃあ土がからからになっちもうときもあったからね。種もみは去年「正月飾り」を作っとうときの稲穂からとっとうだから、本当は田んぼに植えてやらんとかわいそうだけんど、育つもんかどうかやってみとうっちゅうわけ。味は保障できんと思うよ。実もちゃんとへえ(入)るかどうか、心配だけんどね。
綿の実もいっぺえ出てきとうさ。緑色の固い殻に包まれてツンツン立ってる様子は、なかなかかわいいもんだよ。これっから中が熟して、殻も茶色くなって、実がほけてくるからね。今年は洋綿は白と緑の2種類植えてあるけんど、どっちも木や花や実は同じで区別はつかんね。
これは和綿の白い綿だけんど、上の写真の洋綿とは実のでかさが全然ちごうじゃんね。洋綿は実が上を向いてるけんど、和綿は下を向いてるさ。下を向かんでもいいじゃんね。これじゃあほけてもそんねんたくさんは綿んとれんよね。ほんだから和綿はあんまり作らなくなっちゃっとうかなあ。洋綿のほうが繊維は長いし、たくさん取れるっちゅうこんだからね。和綿も白と茶色の2種類植えてあるけんど、どっちも同じで区別はつかんね。
和綿が採れたら、和綿のいいとこも探してみてえもんじゃんね。
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