フォト
無料ブログはココログ

にほんブログ村

« うれしいな♪まゆこ | トップページ | 蚕さしあげます »

2014年7月26日 (土)

伊勢神社の夏越の祓

76日に中央市臼井阿原第1・第2自治会の氏神、伊勢神社の「夏越の祓(なごしのはらえ)」という神事が行われました。「夏越の祓」とは、1年の半分を過ぎた630日に半年分の罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、1231日の「年越しの祓」とともに「大祓(おおはらえ)」と呼ばれます。6月で夏が終わり、夏を越して7月から秋になることから夏越といいます。

Img_5762_sh012_3 茅の輪くぐりが行われる

今回は直接取材にいけなかったので、ボランティアの会の会長さんである加藤さんに写真を撮ってきていただき、電話で様子をお聞きしました。

夏越の祓は、もとは「大宝令(たいほうりょう)」に決められた宮中の正式な年中行事で、朱雀門前の広場には親王、大臣、のほか官僚が集って、大祓詞(おおはらえことば)を読み上げ、国民の罪や穢れを祓いました。衣服を頻繁に洗濯したりする習慣などない時代のことですから、雑菌の繁殖しやすい季節に疫病を予防する意味もあったのでしょう。応仁の乱頃から行われなくなりましたが、江戸時代には民間に広まり、明治になると大祓の旧儀再興が命じられて全国の神社で行われるようになりました。今でも全国あちこちの神社で行われています。

Img_5759_sh012_2 神職による大祓詞

中央市の伊勢神社でも古くから行われていましたが、一時期衰退していたものを自治会の方たちが中心になって平成19年に復活させました。神事は神職の祓詞のほかに、人形(ひとがた)で各自の体をなでて罪や穢れをうつし身代わりとなってもらうことや、茅の輪(ちのわ)くぐりがおこなわれます。前日に新しい茅(かや)で茅の輪を作り、神職の後に続いて8の字を描くようにくぐります。茅はその生命力が除災の力を有すると考えられています。茅とはススキやスゲ・チガヤなどの総称で、ススキはすくすく育つ木(草)ということでその名が付けられたといわれます。

Img_5767_sh012_2 神職に続いて茅の輪をくぐる

中央市の伊勢神社では行われませんが、茅の輪の左右に立てた笹竹に願い事を書いた短冊を下げるといったことを行うところもあり、七夕や盆の祓いと共通するところがあるのが大祓の神事です。今回人形を写した写真がないので、はっきりとした形がわからないのですが、七夕人形と似ているように思われます。12月の年越しの祓でも人形による除災の神事は行なわれるそうですのでぜひ見せていただきたいと思っています。

« うれしいな♪まゆこ | トップページ | 蚕さしあげます »

資料館ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1875313/56904589

この記事へのトラックバック一覧です: 伊勢神社の夏越の祓:

« うれしいな♪まゆこ | トップページ | 蚕さしあげます »